Kevin Henkes
娘が最近好きな絵本作家です。学校では一週間に一度、クラスで図書室に行く日がありますが、その時よく借りてきます。その日はだいたい木曜日です。
木曜は、他に何もなければ、私も子どもたちをつれて図書館に行く日にしています。市立(郡立?)の図書館は娘の学校の隣にあるので便利です。図書館では、アニメのビデオやDVDなども借りられ、また子供向けの教育的プログラムの入ったコンピュータも3台あります。
うちの子供たちはだいたいまず借りたいDVD・ビデオをチェックし、コンピュータを10分から20分、やります(最大20分までしかできないシステムになっているのです。時計を3色に色分けしてあって、デスクにはその色に対応している色の、円を120度にきりわけたピザのような形をしたカードがおいてあって、コンピュータをやりたい子どもはそのカードを持っていきます。カードの色と時計の色があっている間しかコンピュータは出来ないことになっているんです。)
だから、図書館で借りる本のほうは、私が適当に選ぶことになっています。そうしたら、なんと。今日は、娘も、私も一冊同じ本を選んでいました。
それがこれ。↓
早速読みました。
この人の話は絵本の中では文章が多い方で、読むのも少し時間がかかります。でも、子どもの生活の中で重要なテーマが、何気ない調子で、ユーモアを交えて、そしてリズミカルに語られています。主人公たちはねずみです。
だいたい物語の起承転結の、起承のあたりまでに、3回ぐらい同じようなできごとが起こります。起承、 起承、起承!という感じで物語が語られる。そしていきなり転がきて、結でめでたしめでたし、という感じ。
最初の3回の繰り返しが結構しつこいかなと思うぐらい。でも、それが子どもにはいいみたいです。
この話は、弟が生まれたお姉さん ねずみが、いかに生まれてきた弟を好きになれなくて、おかあさんたちに隠れて弟に意地悪を言ったりやったり(?)しているんだけれど、やがて・・・、というお話。
こんなこと、あるよね、そうそう、と思わず子どもが共感してしまう話に、うまく落ちがついていて、リズムも良くて、結構お勧めです。

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