DPNS初登園
29日の金曜日、ついにらんぼーくんのプレスクール初登園の日がやってまいりました。
その週は彼は少々寝不足気味。それというのも週初めから夫が長期出張中の我が家では、まだ夏休みボケで早起きできない息子をおねーちゃんと一緒に起こして、小学校へむかう車にまとめて乗せていかなければならなかったからです。この年になるとお昼寝もしないので、朝気持ちよさそうに寝入っている彼を起こすのは大変辛かったのです。でも、金曜日ぐらいになってくると朝起きることはなんとか問題ないようになってきていました。よしよし。
おねーちゃんを小学校前で車から降ろしてから、プレスクールの始業まで時間があるので少しその辺を歩いて時間をつぶし、その後早めにプレスクール前へ。
お友達のおかーさんなどに、「ぼく、新しいプレスクールに行くんだよ!」などとはりきって伝えていたときもあったらしい彼。少しは楽しみにしてくれていたんだから、大丈夫かな、と思っていたのだが。
園の前に車を止めて、「ここが学校だよー。」というと、「やっぱりこの学校、いやだ・・・」というお声。
出ました。最近の彼の得意技、とりあえずいやだと言ってみる。
「でも、お庭がとっても広いんだよ。スクーターもあるんだよ。それを見に行くだけ行ってみようよ、ね!」
と明るく言ってみる。どうやら、それには素直に反応して、大抵抗することもなく車を降りる。
時間になって、ゲートのところは難なく通過。しかし、建物に入る地点でなかなか入っていけない。
建物に入ったところでは先生が、一人一人に名札をつけてくれているのだ。
「ぜったい中はいやだ」
くぅー。でもここであきらめてはいけない。「中に、消防車のおもちゃがたくさんあったよ。(既に親のオリエンテーションのときにチェック済み)Akiraって書いてあるcubby(ロッカーのような一人一人の棚)もあるみたいだよ。探しに行ってみようか???」
大変いやいやながら、部屋の中に入ることに成功。名札をつけることにやはり抵抗する彼。でも、先生も心得ていてまったく強制しない。その先の自分のcubbyを見つけて、ちょっと嬉しそうにしている。そして、消防車をいじり始めた。ここで、私はこれは大丈夫そうだ、と確信。
その後、水彩絵の具でちょっと絵を描いたりした後、庭に出る。
ここの庭、本当にいいんですよ。今度写真を載せますが、「いやいやえん」(最近、彼のお気に入りだった)の「ぞうとらいおんまる」のような船がどーんとある。そして、様々な形の三輪車やスクーターが10台以上ある。これを思いっきり乗りまわせる道路も整備されているのだ。そしてガソリンスタンドまである。
らんぼーくんはこれにはまり、ガスを入れては三輪車を乗り回し、猛スピードで走らせながらも停止のサインのところでぴたっと得意げに止まって、見ているお母さんや先生に「よくとまれたねー」などと行ってもらってごきげんになった。汗びっちょりである。先生には「彼はshyには見えない」などと言われる始末。
もう教室に入って、一度輪になってみんなで座って、挨拶をしてから帰りましょう、といわれたら、彼はなんと「もう帰るのー?つまんなーい」と言った。一人でぽんと置いていかれたら泣いてしまうかもしれないけれど、徐々にならしていったら、きっと機嫌よく通ってくれるのではないか、と期待してしまうほど、彼にしては上出来の初登園の日でした。
家に帰ってからも、宿題の、cubbyの奥に貼る壁紙となる画用紙を写真やシールで飾る作業を楽しそうにやってくれました。
次回は、これを持っていこうといえばちゃんと教室に一発で入ってくれることを期待して。
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