娘のなぞなぞ

今年の夏休み前ぐらいに、娘に「なぞなぞ」の本を二冊ぐらい買ってやった。

娘は日本語の本を読むのは不得意ではないと思うのだが、物語などは「親に読んでもらうもの」と決めてしまっているようで、あまり自分からどんどん読んで行こうとはしない。こちらの学校がある間は、特に、英語の本は自分で読もうという意欲があるのが感じられるけれど、日本語のほうはかなり簡単なものしか自分で読もうとしない。

それで、軽い読み物としてなぞなぞの本をその辺においておいたら自分で読んでくれるかな、と思ったわけだ。

娘は見事この作戦にひっかかり、なぞなぞの本はこの夏休み結構活用されていた。家族やお友達に出題して楽しんでいた。ちなみに、1,2年生向けの簡単な本なので、らんぼーくんもおねーちゃんのまねをして自分で読んでいたりした。ただ、彼は、答えがどこに書いてあるかよくわかっていないことがあり、得意げに出題するのはよいけれど答えが自分でもわからない、あるいは間違っている、なんてこともよくあった。

そして、夏休みが明けたら、娘が自分でなぞなぞを作るようになった。

「のび太がしずかちゃんのいえで寝てしまいました。どうなったでしょう?」

こたえ。

「のびた。」

あはは。

それからもう一つ。

「かにはどうやって笑うでしょう?」

こたえ。

「にかにか。」

ものすごく親父ギャグ的ななぞなぞなんですが、なぞなぞの本もこんな感じのものが多かったので、まあ、いいかな。