ペットが飼えないわけ

娘はペットが飼いたいらしい。ペットショップの近くを通れば覗きたがるし、家のぬいぐるみたちにも時々餌を与えてかいがいしく世話をしている。

でも、絶対に簡単には飼ってはいけないな、と思う出来事がありました。

虫などをよく観察するため、上の蓋のところが虫めがねになっているプラスチック製の入れ物を手に入れた彼女、早速家に帰って庭の虫を探して入れるのだ、と大張り切り。

まだまだ暑い日だったからか、張り切ったもののなかなか虫がいない。ついに小さめの蜘蛛を見つけて捕獲に成功。枯葉や小石を入れてあげたりして、弟と一緒にかなり楽しんでいた。「くものすけ」という名前までつけた。

夕方になって自分から、「やっぱり、外にはなしてあげようかな」という。私はもちろん即賛成。

ところが。

実際に離してあげたらかなり悲しくなってしまったようで泣く泣く。

やっぱり名前をつけると愛着がわいてしまうんでしょうか。

かなりセンチメンタルなところのある彼女、やっぱり安易にペットを買い与えられないなあ、と思ってしまいました。

飼うんなら長生きする亀かオウムでしょうか。私も子どもの頃ペットを飼いたくて、なかなか飼わせてもらえなくて悲しかったから、全面禁止もかわいそうか、とは思うんですが。

後日、ランボー君がコメントしてました。

「あのね、おねーちゃんね、ちょっとむかしにね、(自分が)らんぼーじゃなくてよかったっていってたでしょ。(ふーん、そうなの)でも、らんぼーもおねーちゃんじゃなくてよかった。だって、くものすけをにがして、ないて、おかーさんをこまらせるからー。」

だって。最近、少しおねーちゃんに対抗できるようになってきたんだよね。

前はちょっとおねーちゃんに冷たいこと言われると泣きそうになってたけど。

でも、君にも十分他の事で困らせてもらってます!!