月曜日のプレスクール

息子のプレスクールで週に一度、私がボランティア当番で働くのは月曜日。月曜にしたのは入りたての頃、週最初の日に一緒にいてやった方が慣れが早いのではと思ったからだ。

でも最近すっかり学校に慣れた息子を見ていると、月曜の当番は結構大変だと思う。

まず、月曜は多分いつにも増して子ども達に落ち着きがない。

朝、起きにくい子どもも大いに違いない。それなのに当番だといつもより早く到着しなければいけない。

今日は私の担当は広大な庭だった。

いつにも増して忙しい日であった。

まず三輪車の走る道で追突が大発生。最近入った男の子が三輪車をこぐのが得意で早いので、周りの小さめの子達が遅いと追いついてしまう。それでも追突は禁止だから何回も注意しなければならなかった。

朝、お母さんと別れたのにすぐ悲しくなって大声でお母さんを呼んでいる女の子もいた。

活発男の子組は砂を掛け合うわ、空手のレッスンを受けているとかいう子がいて空手ごっこをはじめるわ(とにかく闘うのは全面的に禁止)、滑り台のある遊具の上に段ボール製の軽いブロックを運んで行って何か建設を始めるわ、そしてついには取っ組み合いのけんかも発生。

これらの問題発生時に、先生がよく気づいてくれて走って行って仲裁に入ってくれて助かった。

そしてベルが鳴ったら教室内に入らなければならないのにキャッキャッと楽しそうに、本当に楽しそうに「もうおりて来なさい!サークルタイムに遅れるよ!」という指示に従う気のない男の子二人組。最後はほとんど脅して降りてこさせたけれど、もともと風邪で掠れ声だったのにもう声が出なくなるかと思った。

やれやれ。

息子は、楽しそうに最近時々一緒にいるらしいColeと遊んだり、好きな事をしていたのでまあそちらに手がかからなかったので良かった。

お天気はよく、寒くもなく、そういう点では庭の当番としては悪くない日だったのだが。
大きくなってきたお腹であの広い庭を見張って何かあったら飛んで行くのは結構大変だった。

そして夕飯の時。

他の人は食べ終わってしまい、一人食卓に残って夕ご飯を残さないように食べていた息子。

流しで片付けている私に向かって言う。

「あのねー、おかーさん、きょうDPNSでYard Workだったでしょ。」

「そうだね。」

「たいへんだったでしょ。」

「そうだねー、今日はたいへんだったねー。」(お、けっこうわかってるじゃん、きみ。さっきまでそんなこと全く話題にも出さなかったのに。)

「おつかれさま!」

・・・・・・

「ありがとう!!」

息子に元気づけてもらいました。

うん、疲れてもがんばるよ。君のために。