妊娠中の糖尿病検査

アメリカでは、ほとんどの妊婦の人(保険がある人)は妊娠24週の頃、糖尿病検査を受けさせられます。

ブドウ糖負荷試験(Glucose Tolerance Test)といわれるもので、まず50グラムのブドウ糖ドリンク(ファンタオレンジを甘くしたような飲み物)を飲まされ、一時間後に血液を採取して、ブドウ糖が代謝されるかどうか調べるものです。

私は今回、11月ごろにこの検査を受けて、見事にひっかりました。

細かいことは分かりませんが、とにかく数値が140mg/dL以上だと危険値ということです。

妊娠前は糖尿病でなくても、妊娠をきっかけに糖尿病になる人も多いらしく、この検査があるわけですが、妊娠中だけ糖尿病になる人もいるそうです。

思い起こせば、息子を妊娠中にもこの検査に一度ひっかかっています。

その後の再検査の時には事なきを得ていました。

再検査で大丈夫だったので、当時から今に至るまで、ひっかかった理由は、前日に分厚いローストビーフを食べていたからではないかと我が家では分析されていました。

今回も初回の検査は秋で食欲が増してくる季節の頃。ただ、前回の失敗?を生かして、感謝祭前に検査を済ませたのですが、休み明けに看護婦さんから再検査の電話をもらってしまったわけです。そして、その時も再検査では無事異常なし。

前回の妊娠では、再検査までの二回でおしまいだったのですが、今回の妊娠では多分高齢もいいところになっているので、更にもう一度検査を受けるよう言われてしまいました。

そして、二度あることは三度ある。

またもや再検査行き!今度は135mgが基準値(厳しくなっている?)ではねられました。

あーあ。

再検査では、またあのあまーい飲み物(確か、糖の値も100mgぐらいに増える)を飲んで、今度は3時間!もそこに残って、検査前・その後一時間ごとに、合計4回も採血されるのです。

空腹にあのあまい飲み物を飲むと、胃が痛くなって気分が悪くなるんですよね。

それをまたやらなくてはいけませんでした。

夜8時以降ぐらいは絶食して、朝一番に行ってきました。検査が終わっても甘いドリンクのせいでお腹があまりすかず、お昼まで何も食べないでいたら一気に血糖値が下がったようで急にお腹が空き、倒れそうになりました。

お陰で妊娠中なのに体重も少し減った気がします。

1月の末にその検査を終え、待つ事2、3日。

別件で医者と連絡を取らなければならなかった時、検査結果を聞いてみると、

「全く大丈夫」

だったとのことで本当にほっとしました。

4回採血した結果、一つも基準値を上回らなかったとの事。

じゃあ、なんでいつも一回目の検査ではひっかかるのでしょうか。

普段あんなに甘いもの食べないので体が処理できていないのでしょうか。

いずれにしてもあまり甘いものばかりは食べない方がよいことは間違いないでしょう。

日本語のサイトで、妊娠糖尿病検査の基準値などについて探しましたが、あまり検査として定着していないような様子で、参考になるサイトはあまりないようでした。

こちらのサイトなどは、英語ですが、基準値について明確にわかるようになっています。

他にも、glucose tolerance test pregnancyなどで検索すればたくさんヒットすると思います。