ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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Tooth Fairyへの手紙

アメリカなどでは、乳歯が抜けたら子どもたちは大事に歯をとっておき、夜枕の下に入れて眠る。

そうすると、Tooth Fairyが来て、歯を持っていき、その代わりにお金を置いていくのだ。

金額は様々らしい。

最近では10ドル20ドル置いていく妖精も多いとか。

妖精はやっぱりコインでしょう、と思う親ももちろん健在らしいが少数派らしい。ちなみに我が家はもちろんコイン。たまに一ドル札が混じることはある。

先週の土曜日、娘の犬歯が抜けた。

8歳になった彼女、真剣に手紙を書いていた。

その文面は・・・。

“I wish that I could see you.

Every one says fairies are make believe.

Well I believe in fairies.

Sence my tooth came out, I relly wanted fairy dust.  Real ones.

I will give you my tooth so can you give me real fairy dust and wake me up when no one is here exept my brother cuddled up in his bed?”

周りの子たちも妖精なんかいないよ、といっている子も出てきているみたいで、だけど私は信じているから、本物の妖精の粉を下さい、歯をあげるから、という文面。

なんだかけなげです。

胡桃の殻をくりぬいて、「あなたのためにぼうしも作ったの。気に入ってくれるかな?」というメッセージと共に封筒に貼り付けていた。

これを夜中に見た私はFairy Dustのことを真剣に考えてしまった。

でも、Tooth Fairyは歯を持っていって、お金を置いていくものなんだから・・・と思って、余計なことはしないことにした。夜中だったし。

翌朝、起きてきた娘はTooth Fairyが二ドルくれた、と喜んでいるようだったけれど、見ることはできなかったようで、多分心の中ではちょっとがっかりしていたんだろうな。

彼女によると、仲良しのEmilyは夜中に見たそうだ。そんなことを聞いたので手紙を一生懸命書いていたのかもしれない。

私も3・4年生の頃、サンリオから出版された小人(Gnome)の辞典のような絵本をお小遣いをためて買って、半分信じていた記憶がある。

サンタクロースにも手紙を書いたが、それも多分3年生ぐらいのことだろう。
(返事は日本語で来ていた)

そんな時代はいつのまにか終わってしまっていた。娘はどうなっていくのだろうか。

それにしても、ちょっと前に比べると随分英語らしい表現を使うようになってきたものだ。日本語の作文の方がちょっとぎこちなくなってきているかもしれない。

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大きくなったら

大きくなったらなりたいもの。

娘は、日本語補習校の年長の卒園の時、それを初めてまじめに考えさせられたと思う。

(その前の七夕の時などは「おひめさま」になりたかった。)

よくわからなくて、結局「おはなやさん」になった。

その後、アメリカの学校のキンダーに入って、「科学者」となり、更にその後は「物語や絵を書く人(童話作家?)」になり、今は「画家」と言っている。

さて、息子はこの四月から年長さん。

なりたいものはなんでしょうか。

少し前に聞いたらわからなかった。

それが、おとといあたり、「ねー、おかーさん、おおきくなったらなりたいものわかったんだけど、ふたつあるのー。」という。

車の中で私が運転中のこと。

へー、なんだろなんだろ。

なんとその二つの選択肢とは。

「おいしゃさんとにんじゃ。」

だそうだ。

最近、私の検診に一緒に連れて行かされたり、自分の検診があったりして医者に世話になる機会が多かったからだろうか。

後でどうして医者になりたいのか聞いても照れているのか答えてくれなかった。

それにしても「医者と忍者」とはなかなかすごい。

白衣と黒衣という感じですね。

おかあさんは楽しみにしています。