Tooth Fairyへの手紙
アメリカなどでは、乳歯が抜けたら子どもたちは大事に歯をとっておき、夜枕の下に入れて眠る。
そうすると、Tooth Fairyが来て、歯を持っていき、その代わりにお金を置いていくのだ。
金額は様々らしい。
最近では10ドル20ドル置いていく妖精も多いとか。
妖精はやっぱりコインでしょう、と思う親ももちろん健在らしいが少数派らしい。ちなみに我が家はもちろんコイン。たまに一ドル札が混じることはある。
先週の土曜日、娘の犬歯が抜けた。
8歳になった彼女、真剣に手紙を書いていた。
その文面は・・・。
“I wish that I could see you.
Every one says fairies are make believe.
Well I believe in fairies.
Sence my tooth came out, I relly wanted fairy dust. Real ones.
I will give you my tooth so can you give me real fairy dust and wake me up when no one is here exept my brother cuddled up in his bed?”
周りの子たちも妖精なんかいないよ、といっている子も出てきているみたいで、だけど私は信じているから、本物の妖精の粉を下さい、歯をあげるから、という文面。
なんだかけなげです。
胡桃の殻をくりぬいて、「あなたのためにぼうしも作ったの。気に入ってくれるかな?」というメッセージと共に封筒に貼り付けていた。
これを夜中に見た私はFairy Dustのことを真剣に考えてしまった。
でも、Tooth Fairyは歯を持っていって、お金を置いていくものなんだから・・・と思って、余計なことはしないことにした。夜中だったし。
翌朝、起きてきた娘はTooth Fairyが二ドルくれた、と喜んでいるようだったけれど、見ることはできなかったようで、多分心の中ではちょっとがっかりしていたんだろうな。
彼女によると、仲良しのEmilyは夜中に見たそうだ。そんなことを聞いたので手紙を一生懸命書いていたのかもしれない。
私も3・4年生の頃、サンリオから出版された小人(Gnome)の辞典のような絵本をお小遣いをためて買って、半分信じていた記憶がある。
サンタクロースにも手紙を書いたが、それも多分3年生ぐらいのことだろう。
(返事は日本語で来ていた)
そんな時代はいつのまにか終わってしまっていた。娘はどうなっていくのだろうか。
それにしても、ちょっと前に比べると随分英語らしい表現を使うようになってきたものだ。日本語の作文の方がちょっとぎこちなくなってきているかもしれない。
最近のコメント