息子のTooth Fairy
少し前の7月5日頃、5歳の息子の乳歯が初めて抜けた。
その一週間位前、下の前歯がぐらぐらしていて痛い、と息子から言われて、歯が生えかわるにはまだ早いような気がして、どこかにぶつけたの?などと尋ねてしまった私。
もう年長で、約半年後には6歳になる訳だからそんなこともある年齢なのだ。
いやー、息子もすっかり大きくなったんだねえ。
もう寝入らんとしている時、ベッドの上で歯を触っていたら抜けたらしい。
大変大変。
ちょっと血が出ていたので塩水で口を洗わせて、歯を洗って、封筒に入れる。
おねーちゃんは弟にもついにTooth Fairyが来ることになったと大喜び。
「封筒に、I lost my first tooth!って書いたら?」
とアドバイス。
私が代筆してやる。
私も、Tooth Fairyが歯をみつけやすいように、封筒は枕の下ではなく枕元に置いておくようアドバイス(今度からおねーちゃんにもそうしてもらわなくては)。
そして無事、彼のTooth Fairyはお姉ちゃんと同じように、25セント硬貨を何枚か置いて行った。
彼がそれに気づいたのは朝の6時ごろ。
私がそれを知っているのは、その時部屋を覗きに行ったからだ。
なぜかって?
それは、今回Tooth Fairyがあせって、歯を封筒から抜き取らずに硬貨だけ置いて行ったなーんてことになっていたらしかったからだ。
まだ起きていないはず、と部屋に入る私。
いつもならまだ熟睡中の時間のはず。
それなのに、それなのに。
ドアを開けた途端、うーん、と伸びをして起きてしまった彼と目が合ってしまった。
次の瞬間、彼は封筒を触って「あ、(お金が)あっったーーーー」と大喜び。
内心大いに焦っているわたくし。
とりあえず「まだ寝てなさい」と言ったものの、どうしたものか途方に暮れていた。
しょうがないので部屋を出る。
ど、どうしよう・・・。
でも息子はちゃんと言うことを聞いてそのまま目をつぶっていてまた寝たらしい。
次に7時ごろ、子ども達二人を起こしに行ったとき、幸運にも息子は再び熟睡していた。
娘もまだどうにか寝ている。
すかさずどうにか中身をチェック!
やれやれ。
回収成功。
今回もTooth Fairyはへまをしなかった。
Tooth Fairyが来るはずなのに来なかった、という経験を持つ子どもはやはり多いようで、そういう時子どもはとってもがっかりするそうだ。
次の日もう一度試させてみればいいんだろうけれど。
(いっぱい歯が抜けた子がいたのかな、とか、枕の下に入りすぎていたのでは、とか言い訳はたくさんありそう)
でも、お金を置いて行ったのに歯を持って行かない間抜けなTooth Fairyはいないだろうなあ。
しかも記念すべき一本目の歯なのに。
娘は、封筒に何か妖精からのメッセージがないかチェックを入れていた。
何もないのでがっかりしていたみたい・・・。
リクエストしなくても、手紙を置いて行ったり、fairy dustを残して行く妖精もいるらしいからねえ。
あまり色々手をかけすぎるのもよくないかな、と思うけど、こちらでは結構ドラマチックな家も多いから控えめすぎるかな、などと最近ちょっと悩んでいる。
今度、周りの人にどんな妖精がいるか、ちょっと話を聞いてみよう。
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