ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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しりとり

最近息子はよくお父さんとしりとりをやるそうだ。

土曜日の、朝、おねえちゃんの補習校の始業、8時15分に合わせて二人を夫が連れて行く。

息子の幼稚園が始まるのは9時なので、45分も時間が空く。

この間、父と息子の楽しい時間があるのだ。

最近、自転車に乗る練習と、しりとりというのがお決まりになっている。

しりとりで、夫が「り返し」を息子に仕掛けていたらしい。

しばらくはやられっぱなしだったが、あるときから息子は「り返し」に全く困らなくなったそうだ。

どうしてでしょう。

それは・・・

なんにでも「りんご」をつけることを思いついたから。

「りんごアイスクリーム」

「りんごパン・・・あーちがった。」

「リンゴジャム」

「リンゴパイ」

・・・・

思いのほかたくさんあります。

なかなかやるね、君。

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手でつかむ・歯が生える

我が家の末娘、6ヶ月も目前です。

お座りもだいぶ安定してきました。バランスを失うことも多いですが、前のめりになってそのまま腹這いになることもできるようになりました。本人は腹這いになれるのが嬉しい訳ではないみたいですが・・・。

そして、お座りしながら目の前のものをつかんで遊ぶことができるようになりました。

たまに口に持って行きます。

お気に入りは薄手のタオルなど、布系です。プラスチックのようなものはあまり口に入れない。

新聞の広告などを持たせるとバサバサやって暫くはご満悦。

(もちろん間違えて食べたりしないようそばでよく見ているときだけです)

そして、一週間位前、ついに最初の歯が見えて来て、三日位前には気づいたら二本目も生えていました!

すごい勢いで成長しています。

もうすぐ動き出しそうです。

ああ、上の子ども達のおもちゃを色々片付けなければ・・・。

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デービス育ちのノーベル賞受賞者、Carol Greider

10月6日付けのデービスの新聞、Davis Enterpriseで、2009年のノーベル医学賞受賞者3人のうちの1人、Dr. Carol Greiderが、なんと我々の地元のDavis Senior High Schoolの卒業生で、小学校から高校まで、デービスの公立学校に通い、「デービスで普通に育った子ども」(とはいってもお父さんはUC Davisの物理の教授、お母さんもcommunity collegeの教授)だと報じられていました

Davis Enterpriseの新聞配達もしたそうです。確か、最初の女の子の配達員だったとか。

学校は好きだったけれど、New York Timesのインタビュー記事によると子どもの頃はdyslexia(失読症)だったかもしれない、なぜならスペリングが覚えられず苦労して、remedial class(いわゆる落ちこぼれの子のためのクラス)に入れられた、と言っている。

なんだか嬉しい。

最近はアメリカでも子ども達は小さい頃からテストやスタンダードに振り回され、大学進学を視野に入れて、お稽古ごとをいくつもこなしていくのが普通になっているけれど、やっぱりそういうことばかりできたからって、その後の人生が約束されたものになるとは限らない。

そんな考え方は間違っていないということの一例ではないでしょうか。

まあ、もちろん、彼女の育った時代と今は違うけれど、それでも子どもの好奇心を殺さず、小さなことでも前例のないことにも取り組んで行く気持ちなどをサポートしてあげることが、いかに大事か、考えさせられます。

もちろん、彼女の偉い所は、多分それだけでない色々な苦労を克服して来たことなのかもしれません。

デービス高校も大騒ぎだったでしょう。

地元の人、しかも女性のノーベル賞受賞者出現は嬉しいニュースでした。

普段はあまり読む所のない(失礼!というか最近は時間のない)新聞だけれど、やっぱりとっておくと興味深い記事も時々載って面白いです。