ハロウィーンのコスチューム

子ども達にとって、誕生日に並ぶぐらい楽しみな行事、ハロウィーン。

我が家の場合、去年は、子ども達を店に連れて行って、その中からなりたいものがあったらそれを選ばせる、という算段でした。

しかし今年は娘に、なりたいものがあったのです。

それは、「探偵」。

ちょっと地味な感じですが、娘としては、英語の読み物で、女の子が主人公の探偵もの(Nancy Drewとか・・・)などに一時期はまっていたからなのです。

でもその辺のコスチュームを売っているような店には女の子の探偵の衣装なんて売ってないんです。

娘によると「ポンチョ」、シャーロックホームズのようなケープが重要アイテム。

楽したい母は、帽子だけシャーロックホームズのみたいなものを購入して、ケープはなくてもスカーフで代用でいいのじゃないかと思ったのですがだめだそうで。

オンラインでようやくこんなのを見つけました。

帽子だけから比べると随分予算オーバー。でも、来年の彼女の誕生日会は小規模でオーケーみたいだし、コスチュームに夢中になるのもせいぜい小学生の間だけ、という話も聞くので、思い切って買ってあげようか、と決心して娘にたずねてみると・・・

「ピンクはいや。」

だそうで。

なんと、私、ポンチョというものを作ってみようと思いました。

型紙を探してみると、やはり、日本の方のサイトが色々ありまして、ポンチョならそんなに難しくないかも!と思わせられたんですね。

半分無理だったらどうしようと思いつつも、布を買いに走ったり、ミシンを借りに走ったり、我ながらよくやりました。

ミシンを踏むなんて、中学校の家庭科の時以来ではなかったでしょうか。

何十年ぶりです。

もともとのポンチョの作り方から大分簡単なものに勝手に変えて、やっとできあがりました。

近くで見たらかなりぼろが目だちますが、使い捨てのような衣装ぐらいにはなりそうです。

途中かなり苦戦しましたが、(主にミシンの扱いに慣れていなかったため)娘が「ママ、とっても上手じゃーん」と励ましてくれました。

出来上がると案の定、素朴な娘はとても喜んでくれて、作った甲斐があったというものです。

布だけの値段でも、失敗したら全然安上がりじゃないなあ、なんてプレッシャーを自分でかけてましたが、結果的にはかなり安くつきました。多分帽子と同じぐらい。

この写真ではどんなポンチョかあまりわからない?

そうですよね、後日できたらちゃんとドレスアップした写真を公開するかも・・・?

もう雨の日が続いているこの秋のデービス、ハロウィーンは晴れてくれるんでしょうか。