宿題をやる理由
宿題。
宿題ばっかり。
なんで宿題をやるのか。
谷川俊太郎の、「きりなしうた」の出だしは、宿題だ。
「宿題早くやりなさい お腹がすいてできないよ・・・」
掛け合いのようにテンポよく続いて行く。
上の娘たちが補習校の学習発表会の劇の中で皆で群読する。
先週の感謝祭のある週は、子ども達は一週間ずっと学校が休みだった。補習校もお休み。ただ、我が家は上の娘が休み二日目から発熱して寝込んでしまい、割と長引いてしまい、それに引きずられてなんとなくだらだらと過ごしてしまった。
あまり宿題にも追われず、朝も急ぐ必要なく、母親の私は病気の娘が心配だったけれど多少リラックスできたのでやはり休みでよかった。
休みの前は、子ども達も宿題に追われたりしてくたびれていた時期もあったようだ。娘も、息子も、ちょっと宿題がしんどいような顔つきをしていた時があった。
その時私がなんとなく息子に語ったこと。
それは、宿題ばっかりでいやかもしれないけど、いくつになっても宿題があるんだよ。大人になってもある宿題は、自分が何をしなきゃならないのか、分かること。大人になってもそれが分からない人はたくさんいる。
でも、それじゃ困るんだよ。
それが分かるようになるために、小さな宿題をやっていくんだよ。
色々な問題をやっていくと、自分が本当にやらなきゃいけないことがわかっていくから。
息子は何も言わなかったけれど、一応理由があると納得したような気もする。かなりこじつけですね。「じゃあ、宿題やったら分かるのか?本当に?」と言われると、それでも分からないことも多いからね・・・。
でも、あまりやらなかったらやっぱり分かりにくいんじゃないかと思うよ。うん。
もう、本当にやりたいことがある場合、全くやらないこともあるような気もするし。
子どもに言うことは、実は自分自身に対して言うことだとつくづく思う今日この頃です。
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