「おにぎり」と「ごしごし」

次女は今、テレビで見るものと言えば「いないいないばあ!」と「ピタゴラスイッチ」が大好き。

そのなかでも「いない・・・」の女の子、ゆうなちゃんが小さい子にやってあげる手遊び歌、「おにぎり」が大好き。

「おーにぎり、おーにぎり、ぎゅっころろ・・・ごはんをのせて、中身は・・・うめぼしー」などとゆうなちゃんが歌いながら小さい子の手をにぎっておにぎりを作って食べるまねをするというもの。

それを自分のお姉ちゃんに一緒にやってもらうとものすごく嬉しそうなのだ。

こういうときは、おかあさんよりもおねえちゃん。

ゆうなちゃんに断然近いものね。

今日は次女、また鼻風邪をもらってきて一日機嫌が悪かった。

でも、寝る時にはまあまあ機嫌良くしていた。

電気を消すのもぷっちん、といってやってくれる。

眠くないと、電気を消してからが長かったりするのだが、今日も鼻が少しつまっているので色々文句も言っていたけれど堪忍して仰向けになって、しばらくしたら突然隣に寝ている私の手を持って、「おにぎり」をやりはじめた。

寝たふりをしながら、手を握って来たので何をするのかなと思っていた私はびっくり。

今まで「おにぎり」はやってもらうばかりだったから、彼女が歌い出すとは思わなかった。

まだ全部の言葉は言えないけれど、でも明らかに「おにぎり」だった。

だって、「おにぎり」とか、「ごはんのしぇてー」「しゃけ〜」とか、「いちご!」(おねえちゃんがふざけておにぎりの中身をいちごにしていたことがあった)とかはっきり聞き取れたから。

そしてそれが終ったらすーすー寝てしまった。

食べると機嫌が直る、「食えば分かる」性格と言われている彼女。

手遊び歌も今「おにぎり」がブームです。

それから、彼女の最近のブームといえば、おままごとではなく本当のお手伝いのようなことをしたがること。

先日、タマネギを切っていたら「タマネギ、タマネギ!」とタマネギが分かったためコーフンしてこちらに向かって来た。

皮を剥いたりすることが大好きなため、しょうがないのでタマネギの皮を剥いてもらい、まだ満足しないので一緒に少しタマネギを切ってあげた。

後日、今度は庭からおにいちゃんと取って来た小粒のオレンジを洗うというので洗ってもらったらかなり長い間おとなしく洗っていた。

その更に後日、台所でオレンジをみつけて「ごしごし、ごしごし」という。

ブラシで洗うのかな、と思ってブラシを渡すと、それじゃないという。

分からないので指差す方に連れて行くと、引き出しの、ナイフが入っている場所を知っていてそこを指差す。

「ごしごし」とは、ナイフで切りたい、ということだったのだ。

なるほどー。

そして少し一緒に切って、食べさせたら、小粒とはいえ、丸々二個も食べてしまった。夕飯前に。

さすがに夕ご飯はあまり食べなかった。

もう少しだけ、夕ご飯までがまんできるようになってくれるといいなあ。
それに、危ないから、そんなにナイフで切りたがらないでほしい。
できることなら、あまりやらないようにしたいと私も思ってます。