Archive for ‘日米比較’

アメリカ的?

By yoko, 22 3月, 2009, 3 Comments

一般的に「アメリカ人は・・・」とか「日本人は・・・」とかいう書き方をするのは好きではない。大抵の場合、例外がいくらでもあるからだ。でも、やっぱり日本で日本人として一応育って、大人になってから国外に出て生活していると、どうしても日本とどう違うかということを比べてしまうことが時々ある。

何年も生活していても、やっぱりアメリカ人と日本人は違うな、と思うこともある。

最近では、DPNSの、お昼のミーティングに、あるお母さんがスナックを食べながら参加していたのだけれど、そのスナックが丸のままの、葉のついたにんじんだった時があった。それを丸かじりしていたので、うーん、日本では多分ありえない光景だろうなー、と久々に思ったものだ。

それから、3月3日の雛祭りの日。日本人であることをとても誇りにしている娘が、学校で「今日は雛祭りなんだとみんなに説明する」というので、折り紙のお雛様や、豆雛を持たせたとき。

その日学校が終わって、「みんなの反応はどうだった?」と聞くと、嬉しそうに、「あのね、今日は、日本では女の子のお祝いの日なんだ、っていったら、女の子たちはやったー!っていって大騒ぎして、男の子たちはOh, men!って言ってた。」と教えてくれた。

ちゃんと別の日に男の子のお祝いの日があるとも教えたらしいが、たったそれだけで教室で盛り上がって喜ぶ女の子たちって、やっぱりアメリカ人だな、と思ってしまった。

ちなみに、娘の担任の先生もノリの良い先生なので、こんなクラスの反応はそのせいも大いにあるかもしれない。同じ学年に厳しい先生もいて、そんなクラスではこんな反応はしないかもしれない。

アメリカ人も弁当(Bento)!?

By yoko, 22 2月, 2009, 3 Comments

一般的なアメリカの学校での弁当(というか家から持ってくるランチ)の質はかなりひどいといわれる。

確かにそういえるかもしれない。

小学校でも冷えたピザを持ってくる子もいれば、お菓子のクッキーとかグミキャンディーがランチだったり、サンドイッチといってもチョコレートクリームサンドイッチだったり。

でも、と思う。

日本だって大部分の小学校は給食があるから昼の栄養のバランスは割ととれているものの、もしそんな制度がなかったら、菓子パンばかり弁当に持ってくる子も結構出てくるのではないだろうか。

給食費だって払えるのに払わない家庭が多いと聞くご時世。日本人だからってアメリカの学校の弁当の実態をそんなに批判したり、日本の食育文化の高さを本当に自慢できるのかなと疑問に思う。まあ、平均値を比較したら多分日本の方が食に対する関心は高いだろうとは思いますが。

なぜそんなことを書いているかというと、偶然アメリカ人で日本式のお弁当を実践している人のブログを見つけたのです。

このブログの書き手は日本に9年間住んでいた経験があり、日本語も話せる女性。アメリカに戻ってから、ご主人が食事制限が必要だということになったとき、お弁当を持た せるようになり、今は4歳の息子さんがサンフランシスコの日本語と英語のバイリンガルのプレスクールに通っていて、周りの日本人ママと同じようなお弁当を 作って持たせているらしい。

もちろんこんな人はごく少数派だろうけれど、アメリカにも(というかサンフランシスコあたりでは、ということになるかもしれないけれど)こういう人 も個人的に出て来ているのが面白い。ブログの彼女は息子にすき焼き弁当とかカレー弁当、そば弁当なんかも持たせているようで、なかなかやるなあ、と思う。

一般的アメリカ人には栄養のバランスを考えた弁当を子どもに持たせない、日本の方がよい、とかいう平均的な比較ばかりをしているより、私は、アメリカの中にもこういうユニークな人がいるとか、そういうことを発見していった方が楽しいと思う。

彼女のブログを見つけたのは偶然だった。

急に寒い日が続いた頃、娘が学校のランチの時、温かいスープを持って来ている子がいるとうらやましがっていた。こちらにも保温型の、スープやパスタを入れて持って行けるランチ用品が売っているのだ。

↓こんなやつね。

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アメリカでもこの辺りでは、寒い日でも晴れていれば外でお弁当だったりするので、こういうのも必要かな、と思ってウェブで調べたりしていた時に出会った。

ちなみに、うちの娘もカレー弁当を持って行ったりします。ちょっと前、ご飯とかおにぎりを嫌がっていましたが今はすっかりそういう時期は過ぎたようです。ただ、彼女はそれほどおにぎりは好きではない。むしろ玄米ご飯が好きだったりします。強力なサーモではないけれど、多少保温機能のあるタッパーのような入れ物がうちにあったので、今はそれにご飯をふんわり入れたりしてやるとよく食べます(肉類だけ食べてくる日も多いけど・・・彼女は肉食です)。それでもお昼の時間が15分ぐらいと短いので、よく食べきれないようですけど、食べきれない分は帰りの車の中とか、家に帰って食べています。

息子も秋からはキンダーが始まりますが、どんな弁当を持って行きたがるのかな。

象印などから保温機能が高い弁当箱が出ていて、こちらでも買えるようですが値段が高い(Ms. Bento とかMr. Bentoというものが50ドルぐらいするようです)。子どもが学校に持って行くものにしては高すぎる気がします。せいぜい上の写真のジャーぐらいかな。今度買うとしたら。

アメリカの学校での算数の進み具合

By yoko, 21 10月, 2008, No Comment

娘によると、彼女はアメリカの学校のクラスの中では算数ができるほうらしい。もっとも、台湾からやってきた、Davisには6ヶ月しか滞在予定のない女の子のほうが更にできるのだそうだ。(ついでにいうと、彼女と娘は大の仲良しになってしまった。2月にはお別れになってしまうというのに。)

日本と台湾の算数のカリキュラムはもしかしてかなり似ているのだろうか。

二人とも日本や台湾の算数の教科書も勉強しているわけなので、アメリカの二年生より進んだ問題をそちらで先に勉強していれば、二人が算数でトップだというのも当然という気がする。

ちなみに、日本語補習校の二年生の算数は、一桁の足し算・引き算はもちろん終わって、二桁・三桁の繰り上がり・下がりのある足し算・引き算を経て、掛け算に入った。掛け算の九九を覚えるのは二年生である。アメリカの学校では年度最初のうち一桁の足し算・引き算ばかりで、最近やっと少し繰り上がり・下がりのある問題に入っているようだ。

念のため、カリフォルニアの算数のカリキュラムの基準をチェックしてみた。

これによると、二年生が終わるまでに、1000までの数の大きさを把握し、3桁までの繰り上がり・下がりのある足し算・引き算ができ、掛け算は二の段、五の段、十の段を暗記することになっている。その他、分数や割り算の概念も少し理解する、とか、お金の計算ができる、ものの長さなどを測ることができる、などという項目もある。掛け算を全てマスターするのは三年生でよいらしい。

日本の二年生のほうが、アメリカというか、少なくともカリフォルニアの二年生よりは、算数のカリキュラムがやはりやや進んでいるとはいえそうだ。でも、心配するほど大きな差でもないような気もする。

娘は、補習校で三桁の足し算・引き算を終えたとはいえ、多分マスターしたとはいえない状態だから、アメリカの学校で復習するような感じで丁度よいかもしれない。

それにしても、自分がクラスで算数は二番目だとか、だれだれちゃんよりは負けてるとかいうことが、授業中に皆に分かってしまうような授業構成はさすがアメリカ。

算数は、毎日のように同じようなドリル的テストを繰り返しやっている。間違いが少ないのは誰々で、自分はその中では何番目、というように簡単に自分の順位がわかってしまうように点数を公開して授業を行っているらしい。

娘の先生はユーモアあふれる男の先生で、生徒にも人気があるようなので、そのせいで教室の雰囲気がぴりぴりしたりしないように気を配ってやっているとはもちろん思う。それにしてもいつもテストでつまづいてしまう子は、こんな点数公開性ではやる気を失わないのだろうか。

まあ、日本でもクラスでテストができる子、できない子というのは結構子どもの間でもわかってしまうものだったような気がするので、おおっぴらに公開するかしないかというのはそれほど本質的な問題ではないのかもしれないけれど。