デービスで移民捜査官が強制捜査
しばらく前、デービスで起こった気になる事件があります。
Immigration and Customs Enforcement Agency (ICE: 移民税関捜査局)の捜査官10名ぐらいが、我が家の子ども達の通っている小学校や、デービス高校から多分遠くない賃貸住宅に4月26日の朝早く、突然押し入り、明らかに事件とは関係のない大家の孫(大学生)や、訪米間もないUC Davisの研究生、留学生などを後ろ手にして手錠をかけるなどの扱いをする「捜査」をしたというのです。
どうやら児童ポルノのウェブサイトに一年以上前にアクセスがあったことに関連している捜査らしいのですが、新聞記事によれば今の住人は一年前にはそこには住んでいなかったそうです。妊娠数ヶ月のベトナムからの研究生もおかまいなく捜査の対象となり、3日後に流産してしまったとか。
今現在の住人を調べることぐらい、隣に大家が住んでいるんだからできるでしょうと、大家さんは正式にICEに異議申し立てをしたそうですが、事件はまだ捜査中なので詳細は述べられない、というような返事だったそうです。
「正義の行方」というハリソン・フォード主演の、ICE捜査官の話があるそうですが、テレビや映画の話のようなこんな事件がこの平和な大学町デービスであるなんて本当に驚きでした。いや、平和な町だから大ニュースになったのでしょうか・・・。
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