Arborist色々
木の剪定をしたりするだけでなく、病気など健康状態にも注意して、世話をしてくれる人のことをarboristというらしい。庭師(gardener)というと、芝を刈ったり、小さめの木を刈り込んだりしてくれる人で、大木などは通常守備範囲ではない。arboristは、誇り高い感じね。専門家よ、といったプライドが感じられる。
庭の、ornamental pearの枝が折れたおかげで、arborist, gardenerにも色々あることが判明した。
折れた枝の処理をどうしようと考えて、二人のarboristに、いくらぐらいかかるか聞いてみた。
1人目は、レスリーさんの近所の人がやってもらってよかった、と言っていた人。折れた枝の処理に150ドル、それに加えて、ついでに、のびてきている二本のornamental pearの木を、少し(15〜20%)刈り込むなら一本150、合計450ドル。だけど、まとめてするなら75ドル引きで375ドルでやりましょう、と提案してきた。紙に、手書きでその見積もりを書いておいていった。木が好きなおにーちゃんが1人で切り盛りしているのだ、といった風情。
しかし、木のサービスを頼んだことがないのでそれが安いのか高いのかわからない。高すぎる気はしなかったが・・・。
そこでもう一つのところに電話。すぐにつながらず、週末を挟んで月曜に電話して、見に来てもらえたのは火曜日ぐらい。電話では感じはよかった。一本目の折れた枝の処理、プラス刈り込みはしめて280ドル。ここまでは、こちらの見積もりの方が安い。しかし、二本目の木の枝の刈り込みが、450ドル。一本だけで。合計したら一気に730ドル。な、なんで。
二本目の木の枝は、おとなりさんの庭の敷地内にかなり伸びているので、気をつけて木を切らなければならないから、らしい。隣の人に、費用を分担してくれるか聞いてみたら、とまで言われた。(聞くだけ無駄だと思うよ・・・)こちらの見積もりは、スマートに(なんて言葉はもう死語でしょうか)コンピュータから印刷したもの。
これは、もう、最初の人に頼むしかない。と思っていた。
ところが。
その日、毎週くる庭師のおじさんがきた。
そして、頼みも、期待もしていなかったのに、折れた枝は彼が処理してくれたのでありました。
びっくり。
150ドル分、得した気分です。
果報は寝て待て・・・はちょっと意味が違うな。
この時初めて、アメリカ人的暢気さであちこち見比べて、どっちにしようかなー、などとのんびり考えていてよかった!と思えた気がします。庭師のおじさんにも感謝!
でも、ornamental pearは、もろくて折れやすいので有名だそうで、伸びすぎてきた枝はやはりプロに刈ってもらった方がよさそう。下手に切ったら変なところから折れたりしたら大変です。そこで、最初のおにーちゃんに電話。
やはり、一本150ドルで、二本まとめてやるからって今度はディスカウントはくれないらしい。
そりゃそうか。(私ってけちです、はい。)
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