ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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北カリフォルニア小旅行ーMonterey

もう2009年、新しい年は既にスタートしましたね。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、冬休みは床の修理もあったりで、大旅行をするわけにはいきませんでしたが、子ども二人相手にずっと家にいるわけにも行かず、もう何べんも訪れている場所ではありますが、直前に宿をとってMontereyに一泊、いったん家に戻ってからSan Franciscoに一泊、と年末小旅行をしてきました。

もうすぐ8歳の娘と4歳の息子たちにってMontereyの水族館はもう4度目ぐらいの訪問。いいかげん飽きてきて喜ばないかしら、と思ったら。

それは杞憂というものでした。

久しぶりの水族館に二人とも大喜び。あちこち走り回って見ていました。

日程は、一日目はのんびり出発して昼過ぎに到着。Marinaの海岸で遊ぶ。

都合よく晴れて、パラグライダーがのんびり海岸を空中散歩しているのを眺められました。

おととし、11月に訪れた時には、ここの砂浜からイルカが泳いでいるのが見えてこーふんしたものです。それは今回はありませんでした。

水族館見学は2日目の朝から昼過ぎまで。前に来たときとあまり特別展示も変わっていなかったのですが、ちゃんと魚が群れになって泳いでいるのが見られました。

お昼はここのカフェテリアで食べました。窓際に座って、青い海を眺めながら食事が出来て、なかなか満足でした。ここの水族館のよさは、館内の展示の世界が、そのまま外の世界にもつながっていて、きれいな海がすぐそこにあったり、そこにラッコさえ出現することがあったりすることではないかな、と思いました。まわりにこういう環境が保全されている水族館に、海の環境を保護しよう!といわれると、きちんと説得力がある気がします。

水族館近くの土産物屋があつまっている一角にも小さい砂場があって、潮溜まりがあり、いそぎんちゃくなどがいたようです。beachcomberという言葉は、浜辺で漂着物を拾う人のことをいったりするらしいですが、家の娘は浜辺に行くととにかく貝殻やなにやらを拾いたがります。

おとうさんと弟が潮溜まりを観察に行っていても、彼女は狭い砂浜で貝殻をせっせと拾っていました。

尚、この水族館、クリスマス休暇時は、普段より混み合います。

チケットを買うだけでも多分並ばなければなりません。

オンラインでチケットを購入するか、家族メンバーになっておくとこういう時は楽です。

今回の宿は少し離れた内陸の街、Salinasでした。それほど大きい町でもない(人口15万ぐらい)のに、事前に調べていったところ、日本食レストランが5件ぐらいあるのでちょっとびっくりしました。多分、昔、日系移民が多かったのでしょう。今、アジア系の人口が多いというわけではないようです(6%)。ほとんどは白人とメキシコ系の町らしいです。

わざわざここに泊まったのは、ただ単にHoliday Innのポイントが少したまって、そのポイント数で一泊できるモントレー近くの宿はここしかなかったからです。別にお勧めではありません。

サンフランシスコでは、昨年秋に新しくオープンしたCalifornia Academy of Scienceに行ってきました。しかし、予想していたものの、ここの混み具合は尋常ではありませんでした・・・。

これについてはまた後ほどご報告します。

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初めての買い物

アメリカに住んでいると、子供たちだけで店に入ってものを買うという経験はなかなかさせてやれない。

娘は、そろそろぼんやりとお金の価値に気づき、ドルやつり銭などの計算の仕方もわかってきているので、何かとあるとお小遣いを使ってみたりしたいようだ。

そんな彼女が学校で、学校の近くにあるDavis Art Centerにて、12月最初の週末、クリスマスギフト向けのクラフト・ショー(ちょっとその辺のお店では売っていないような、手作りの工芸・手芸品・お菓子などの出店を集める企画)があり、そこで子どもたちだけでクリスマスギフトを買い物できるコーナーを設けているという話を聞いてきた。絶対に行きたいのだという。

息子には早いかとも思ったが、お姉ちゃんが行くとなると自分もいきたいという。

そこで二人を連れて土曜日の日の暮れかけた時刻に行ってみた。

Davis Art Centerというところは、普段はバレエやお絵かき、織物などの子ども向け及び成人向けクラスを開講している場所。公園の一角に位置している。市の公共の施設ではないが、雰囲気としては公民館といったところである。

公園の駐車場に入ってみると案の定混んでいたが、すぐに駐車することはできた。

建物の中に入ると人がいっぱいで熱気がむんむん。

子どもたち専用のクリスマス・ギフトショップの場所はすぐにわかった。

説明を読むと、子どもたちが買い物をする時間は45分ぐらいみてくれと書いてある。そして、親はこの建物から出てはいけない。買い物の仕方は、まず、買い物をする前に、指定の封筒に子どもの名前と、親の携帯の番号、そして使う予定の金額を書き入れ、その中に現金を入れる。

さらに、贈る人の名前を、差出人の自分の名前とともに全部シールに書き出しておく。

準備ができたら、店内に入れる。小さい子どもたちには、買い物を手伝ってくれる人が終始付き添ってくれるので安心だ。

結局娘は、弟と、偶然会った日本人の、弟のお友達とともに、店に入っていった。

この店で売っているものは一ドルから六ドルまでの値段のものしかない。娘は自分のお小遣い9ドルで、6人分のプレゼントを買う計画だ。息子にはまだお小遣いがないので5ドル渡してやった。パパとママに買ってくれるそうだ。ちなみに娘は、ママには何か作ったものをもう用意したから、ママはリストには入っていなかった。

しばらく親同士はそのあたりの店をひやかしてまわった。去年だったか、私一人で見に来たときには、大変おいしい手作りアーモンドキャラメルバーを試食できたのだが、今年は売りに出ていないようだった。残念。

40分ぐらいして見に行ってみるとまだ買い物が終わってはいないようだった。買い物が終わって待っている子どもの名前は、メッセージボードに書き出されるはずだが、まだ出ていない。

店の脇にいすが並べてあったので、そこに座っておしゃべりをしていたら、しばらくして店の人が「あなた、子ども三人いる?」と聞いてきた。どうやら買い物が無事おわったらしい。

娘は結局お父さんへのいいプレゼントが見つからなかったと残念そうだったが、それ以外の人へのプレゼントは買ったという。お金は使い切った。息子も親へのプレゼントを無事見つけられたそうだ。彼は一ドルあまっていた。一生懸命買い物をしたようで、なんとなく興奮しているようすだった。

家に帰ったら、早速クリスマスツリーの下にプレゼントを並べていた。

娘は家族以外には仲のよい友達、ピアノの先生、そして担任の先生に買っていたようだ。

それぞれ、いったい何を選んだんだろう。ちょっと楽しみだ。

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Phoebe Snowの無料コンサート

今日は、タイトルどおりのものが、UC Davisのキャンパスでありました。

毎年夏に、夜、ただで大学で行われるコンサートが何回かあるのですが、今年、ついに初めて行ってきたわけです。

Phoebe Snowって誰か、まったく知らなかったのですが、結構有名な人なんですね。ブルースとか、ジャズ系の人です。大学構内の広場で、7時半から、ということで、とりあえずピクニックブランケットを手に持って、子どもたちをつれて行ってみると、やはり家族連れが多かったでしょうか。皆折りたたみ椅子を持ってきたり、クーラーボックスまで持ってきたり。広場に身動きが取れないほどぎっしりというわけではないけれど、程よい混み具合。

最初、前のほうで聞いていたのですが、3曲聴き終わった途端、らんぼうくんが「おかーさんとあそぶー。hide and seekとかー。」と言い出したので、とりあえずもっとすいている後ろの方へ退散。ちょうど、らんぼうくんぐらいの男の子を連れてきている日本人家族が何組かいたので、そこと合流。らんぼうくんはすっかりはりきってはだしで走りまくり、それほどまだ親しく遊んだこともない子と、たたかいごっこなどに興じておりました。

娘もこーふんして他のおかーさんがたにべらべらおしゃべり。

肝心の音楽も、音響も大きすぎず、でもクリアで、聴かせていました。彼女はちょっと太目のその辺のおばちゃんといった風情でしたが、なかなかいい声でした。もちろん音程がはずれるなんてことはほとんどなし。私はこういうことが大変気になるんです。あまりにも平気で音をはずして歌っている歌手が多いので・・・。アメリカは裾野が広いんでしょうか、そういう点では安心して聞いていられる歌手が多い気がします。

コンサートも後半になると前のほうでは立って踊りまくる観客でいっぱい。

帰りも、少しだけ早く会場を出たら、車の渋滞もほとんどありませんでした。

アメリカでは、公園で無料のコンサートが楽しめる機会も多いのですが、有名人の無料コンサートでも、これぐらい気軽に楽しめるのはなかなか嬉しいですね。