ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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絶妙

最近二歳になった次女はどんどん人の言っていることをまねして言葉を増やしている。彼女のおしゃべりは、まだわけわからないあやしいところが多いけれど、少しずつ意味がある言葉が増えている。

だから、分かっているのか分かっていないのか、微妙な受け答えをしたり、人の真似が絶妙だったりして、笑わせてくれる。

自己主張が強くなる二歳児だから、「だめ!」とか「No!」とかいうのも多いけれど、笑わせてくれるからまだまだかわいいものだ。

先日、その次女があんまりにも私の言うことに徹底的にダメ出しをしてくるので、どうやってこの状況を転換させようかと悩んで、コーヒーテーブルに突っ伏すように一瞬うなだれていた時。

最近は、私がこういうふうにうなだれたり、泣きまねをしたりすると「ん?どした?  だいじょーぶ?」などと言ってきたりするのだが、このとき彼女が言った言葉は・・・。

「ん?   おなーか、すいた??」

だった。

はい、お母さんはお腹がすくと元気がないですね。

よく分かってます。次女。あなどれん。

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折り鶴の折り方(英語のリンク)

折り鶴関連で自分への覚え書きです。

折り鶴をアメリカ人など、折り紙の心得がない人に教える時、自分が折るように、最初に三角にするように教えない方がいいようです。

まず、正方形を半分の長方形に折ってもらって、更に半分に折る。

それから元の正方形に戻して三角形に折る。

そうやって折り線をきちんとつけてから折ってもらうと、きれいにできるようになります。

英語のサイトでは、こちらなどが分かりやすいようです。

折り線をつけてからでないとかなりがたがたになる子が多いです。

折り線をつけるのさえ、角がきちんと合わない子が多いこともあります。

それは手伝ってあげるしかありません。

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Paper cranes projectーアメリカでの折り鶴支援活動の広がり

先週の4月14日、子ども達の小学校で折り鶴を一緒に折ってきました。

折り鶴を折って日本の震災復興に役立てようというプロジェクトが、全米でいくつか展開されています。

もうすでに目標の10万羽に達してしまったのがStudents Rebuildという団体が、DoSomething.orgという団体と組んで、折り鶴を集めるキャンペーンを展開しているもの。鶴が一羽集まると2ドルがBezos Family Foundationから今度はArchitecture for Humanityに換算されて援助され、被災地の復興支援につながるというもの。

最終的には鶴は日本に送られるらしいです。

この辺の仕組みがなかなかよく分からなかったけれど、多分そういうことなのだと思います。

もう4月11日の時点で、鶴は10万羽を超え、受付は15日消印まで有効だけれど後は何羽まで達するか、という体制に入ってしまいました。全米50州すべてから、また国外からも少なくとも10カ国から集まったそうです。

うちの子ども達の学校の校長先生は、お金だけを集める募金活動にはあまり乗り気になってくれなかったのです。このプロジェクトだったら担任の先生に聞くだけでできそうな活動だったのですが、子ども達の学校の、4月の第一週の春休み中に他からたくさん鶴が集まってしまった模様。

でも、実は他にも折り鶴プロジェクトが進行中です。
OshKosh/Cartersでは、折り鶴を送ると、一羽につき一着服を日本に送るというプロジェクトをやっていて、これも5万枚までという制限があるのですが、まだ受け付けています。

学校で折った鶴は、こちらに送ることにしました。

日付では4月25日までとなっていますが、こちらも5万枚に達したらおしまいなので、月曜早々にでも発送しなくては。

主に我が家(と長女の友達)で折っていた分50羽分は、締め切り日の15日に、Students Rebuildに送ってきました。

送った鶴はこちら。写真は夫の得意技の折り紙の薔薇と一緒です。

いくつかの鶴は長女と友達のメッセージ付き。

他にも、The Million Crane Projectというのが始まったようです。

5月11日までに100万羽を集めるという目標で、メディアの注目を集めて企業等からの寄付も募るという趣旨のようです。

我々デービスのグループも、次の活動を企画中です。

このような活動についてですが、日本では「あえて何もしない」という人も多いと聞きました。

「楽しそうに」活動するのは、被災地に皆が心理的にも地理的にも近いだけに気が引けるのかもしれません。「上から目線」になるのを気にするというか。何もしないと言いながら、実は節約して募金する等、見えない所でいい活動をするほうが日本人の美徳なのかもしれません。あるいは、まだショックから立ち直れていないのかもしれません。

でも私たちはアメリカ在住なのだから、その環境の中でできることをしていこう、と個人的に思っています。ボランティアを心底楽しんでしまうアメリカ人魂もありなんじゃないかと思います。

被災地で無事だった友人のメールの、「そのような活動に皆元気づけられると思う」という言葉を信じます。