ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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サンフランシスコ

もうデービスで学校が始まる直前の週末(金・土)に、次女のパスポート初申請・私と息子の再申請を兼ねて、サンフランシスコまで出かけてきました。

申請用紙なども事前に取り寄せておいたので、申請は短時間で終了。

それでも息子の出生証明あるいはアメリカのパスポートが必要であるのに持って行き忘れてしまいました。でも、週末中にファックスで送ればよいということで一安心。

受け取りは、サクラメントでの領事出張サービスが9月初めに丁度あるので、その時にお願いしました。

合計271ドルなり。ウェブサイトにはMoney Order(出張サービスの場合)で、と書いてあるけれど、 Cashier’s Checkでもよいそうです。Bank of AmericaではMoney Orderは作らないそうです。

その後はFerry Buildingで日本のデパ地下にも入っているという総菜屋さんでお昼を食べたり、Fisherman’s Wharfで水族館に行ったり(夫と長女・長男で)、アシカを見たり。

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デービスよりずっと涼しいけれど、この辺りの海辺は日向は寒くもなく夏服で丁度いい日でした。

娘は、Fairy Worldだったか、妖精関係の店を発見。そこでなんとFairy Dustを売っていました・・・!

妖精を信じているんだったら、売ってるのってどう思うのだろうか、などと心配してしまいました。

すると店員のお姉さんが、サービスで娘のほっぺたにそれをつけてくれました。

それが単純に嬉しかったらしい。大喜びでした。

よかった。

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一瓶10ドル位するんですね。

その場では星形が嬉しかった彼女、ねだりませんでしたが、後から今度来た時に欲しい宣言。

お小遣いで買うならいいよ、ということにしました。

それから空港近くのホテルへ。

ポイントでただで泊まれる所だったのですが、翌朝のよくあるバイキング形式の朝食がべらぼうなお値段で、もちろんホテルがただだから朝食は付いてこず。ウエイトレスのおばちゃんが、子どもは一人分の料金にしてくれましたがそれでも高い。商売上手ですねえ。

まあ、今年は大して出かけてないから子ども達が食べたいというそこで食べました。今度からは考えましょう。

翌日はさむーい海辺で少し遊び、ジャパンセンターに寄って買い物をして帰りました。

それだけでも結構疲れました。

4ヶ月児をつれてのお出かけはこれが限度、という感じ。

それでもおねーちゃん、おにーちゃんは楽しかったみたいなのでよかったよかった。

そして今日、26日の水曜日からデービスの公立学校では新学期が始まりました。

それについてはまた後ほど。

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色々な可能性

4ヶ月になる次女、最近は(も、かな)よく泣きます。

特に眠くて寝付けない時や眠いのに起こされた時、機嫌が悪いですね。

この間、親二人は忙しくしているとき、次女がよく寝ていると思っていたのにすぐ泣いて起きてしまった時がありました。

次女はあのときどうして起きちゃったのかねえ、という親達の疑問に長女が答えました。

「えーっと、隣の家でやっているパーティーの音がうるさくて起きたっていう可能性が高いけどー。」

いつのまにか、大人みたいな口の聞き方を学んでました。

その割には、テレビのアニメでぽっと出て来た「ういろう」なんていう単語は後で質問しても思い出せなかったりしてます。

普段耳にしない単語などは覚えにくいみたいです。

最近、息子はわからない言葉の意味をよく質問します。

長女はそれほど細かく質問してこない子どもだったけれど、かれはやっぱりそういう所は細かいみたいです。

疑問のある所は追求するタイプ。(パパ似かな?私も少しは追求するけど・・・)

最近の面白かった発言は、彼の「しゅぎょうってなーに?」という質問から。

それに夫が、「それはね、こうやって(座禅を組んで)目をつぶって滝に打たれるんだよ」とかなんとか(詳しくは忘れてしまった)答える。

すると彼が即座に聞いた。

「そうすると浮かぶの?」

夫と姉、爆笑。

笑ってもらって人が受けていると思って彼は嬉しい。

彼は以前、何かを見たんでしょうか?

彼の人生の過去5年間にそんなもの見る機会があったとも思えないんだけれど・・・。

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夢から覚めるお年頃

デービスは夏休みも残す所後二週間。まだ太陽がさんさんとまぶしく痛いほどの暑い日が続いている。

それなのに、我が家の子ども達の間ではサンタさんに頼むものの協議が活発に行われている。

ちょっと前まで、上の娘は「何を頼むかわからなーい」状態だった。

彼女はだいたい毎年、クリスマス直前まで欲しいものが決まらないことが多い。

その後、「おジャ魔女どれみ」(うちの子ども達の間でヒット中の、ちょっと古いアニメ)の変身するための道具になった。

「そんなもの、サンタさん持ってこられるかなあ??」と思わず反応した私。

もう何年も前に放送が終わったアニメだから、そのおもちゃなんて現在どこでも売られていないので困るのだ。

すると娘は言ったものだ。

「ママ、サンタさんのおもちゃは小人さん達が作るんでしょ!だからだいじょーぶ!」

うーん、そうだったっけね・・・。ママ、知らなかったわー。

しかし、しばらくしてまたリクエストは変わった。(これがよく変わるのだ)

次はなんとやはりまた「おジャ魔女どれみ」の、パティシエ服だそうだ。

ひえー。

確かに「おジャ魔女どれみ」、面白いもんね。

そこで私はまじめにヤフオクなどをチェックしてしまった。

中古品なら時々オークションに出ているようだ。

でも、私がチェックしたときは「身長100㎝」用が売りに出ていた。

それって、つまり、そんなドレスアップに興味があるのは普通もっと小さい子だってこと?

確かに・・・ありえます、ありえます。

上の娘は案外幼児向けの番組やおもちゃが好きだったりするのだ。

それ以外だと・・・、大人のコスプレ用があるみたい!

自作している人もいるようだ・・・。私が作らなきゃいけないのでしょうか???

小人さんになりかわって・・・。

うーむ。

一方息子は最初は単純だった。

ZOOBという、彼の大好きな組み立て系おもちゃ。

これのたくさん入った、巨大な箱をサンタさんにお願いしたいという。

なぜなら、今ある分でこれまで自分で色々作ったものをバラしたくないから。

(この人に片付けを教えるのはなかなか大変そうですよ)

でも、その後やっぱり変更。

お店に行って、最近同じような年の男の子達の間ではやっているBakuganというのを自分が持っていないことに気づいた息子。

やっぱりそれをお願いしようかなー、などという。

その後、夏休みで姉弟で遊ぶことが多いこのごろ、また欲しいものが変わって来た。

姉がサンタさんにBakuganをお願いして、弟はシンケンジャーのカジキ折神をお願いするのだが、どっちも二人のものとするのだそうだ。

ここにきて、おもちゃをシェアすることが得であると分かって来たってことでしょうか?

まあ、シンケンジャーぐらいだったら何とかなりそうだからよしとしようか・・・。

もちろん、また欲しいものは変わるでしょう。

それにしても、姉、ちょっとサンタさんに疑問を持ち始めてもいるようだ。

それは、弟が「サンタ・クロース」って何語なのか、と言い出した時。

なかなか鋭い質問だ。

確か、聖ニコラスだったかなー、でもクロースって何語なのか、すぐには答えられなかった私。

(ギリシャ語のニコラスがオランダ語になるとクロースという説があるらしいです)

そこから会話はサンタさんの言語能力に及ぶ。

サンタさんは何語を話すのか。

うちの子達は一応バイリンガル(まだ発展途上ですが)。世界中の子ども達にプレゼントを届けるサンタさんはいったい何カ国語できるのかと。

自分たち以上に語学ができて当然だろうと思ったようだ。

何カ国語もできるのかもね、ということで納得。

じゃあ、手紙は日本語で書く!と言っている。

(うーん、英語で書いたら、返事が来るかもしれないんだけどねー。日本語ではそういうシステム?はないですよね?)

その時、姉、「ひょっとして、サンタさんって・・・おとうさん??」といきなり核心を突く質問。

「だって歌にあるでしょ。ママがサンタにキスしたって。そのサンタはおとうさんだったんだよ。」

なるほどー。

「サンタに変装するおとうさんもいるかもねえ。」とかわす私。

内心焦ってます。

この時わかった。

やっぱり、彼女もちょっと疑問に思い始めているんだな、と。

もう小学三年生だもんね。

世界中の子どもにおもちゃを一晩で配れる、しかも欲しいものを持って来てくれるなんてなんだか不思議、と。

でも、信じたいんだな、と。

だからTooth Fairyにも手紙を書いたし、サンタさんにも手紙を書きたいんだ。

ママも信じたいです。

でも、とも思う。

手紙の返事をもらっても、実は本当はわかっているのかもしれない、と。

もう夢からは覚めているのかもしれない。

もちろん返事が来たら喜ぶだろう。

でも、それでも「何か変だな」という思いは残るだろう。

思わなかったらかえって変だ。

私もサンタに手紙を書き、返事をもらったけれど(もちろん日本語で)、そしてとても喜んだことも覚えているけれど、それでもやっぱり心のどこかでそれは変だと思っていたような気がする。

だから、たとえ夢がいつ壊れても、大丈夫なように、親は子どもをどーんと受け止めてやれるように心構えをしておかなければいけないんだろうな、と思う。

夢が永遠に覚めないことなんてないんだから。

我が家の長女さんは、案外繊細な所があるから、親としても気を付けなくては。

それから、夢から覚めた姉が、弟や妹達も無理矢理夢から覚ましてしまわないようにだけは注意しないといけないかも。