ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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子ども達からのクリスマスプレゼント

もうすっかり季節外れの話題ですが・・・。

子ども達からの親へのクリスマスプレゼント、さあて、張り切って買ってくれたものはなんだったでしょう?!

娘から母へは、買ったものではなく作ったものだと言っていましたが、それは手作りの本?でした。

その名も「Baby Book」。

中身はこんな感じ。↓

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やっぱり、赤ん坊の世話の仕方、勉強しなおしといてね、ということでしょうか。自分も世話ができる、という意気込みの表れかもしれません。

(それにしてもなんかてきとーな英文であるような気がします。だいじょうぶでしょうか・・・。)

息子からは、カラビナの形をしたキーホルダー。

パパへは悩みすぎてしまい、何も買えなかった彼女でした。

息子からパパへは、Dadと書かれたお札用クリップ。

息子からおねーちゃんへはヘアクリップやゴムのセット。

姉から弟へは小さいプラスチックのおもちゃのトラックセット。

でした。

ちなみに、娘がピアノの先生にあげたものは、ショッキングピンク色のガラスの花瓶。

担任の先生へは磁石つきフォトフレーム。 だったようです。

割と相手に合った品物を二人とも選べたようです。

ちなみに、その前の年も娘からは手作りのプレゼントがありました。

当時の学校の担任の先生が、生徒達が空いた時間に毛糸で簡単な織物をやらせていたのですが、その先生の指導でキーホルダーを作ってくれました。

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これは今、私のお守りです。(ちなみに、私用は右側)。

デービスではこのキーホルダーを使っている親をよく見かけます。

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妊娠中の糖尿病検査

アメリカでは、ほとんどの妊婦の人(保険がある人)は妊娠24週の頃、糖尿病検査を受けさせられます。

ブドウ糖負荷試験(Glucose Tolerance Test)といわれるもので、まず50グラムのブドウ糖ドリンク(ファンタオレンジを甘くしたような飲み物)を飲まされ、一時間後に血液を採取して、ブドウ糖が代謝されるかどうか調べるものです。

私は今回、11月ごろにこの検査を受けて、見事にひっかりました。

細かいことは分かりませんが、とにかく数値が140mg/dL以上だと危険値ということです。

妊娠前は糖尿病でなくても、妊娠をきっかけに糖尿病になる人も多いらしく、この検査があるわけですが、妊娠中だけ糖尿病になる人もいるそうです。

思い起こせば、息子を妊娠中にもこの検査に一度ひっかかっています。

その後の再検査の時には事なきを得ていました。

再検査で大丈夫だったので、当時から今に至るまで、ひっかかった理由は、前日に分厚いローストビーフを食べていたからではないかと我が家では分析されていました。

今回も初回の検査は秋で食欲が増してくる季節の頃。ただ、前回の失敗?を生かして、感謝祭前に検査を済ませたのですが、休み明けに看護婦さんから再検査の電話をもらってしまったわけです。そして、その時も再検査では無事異常なし。

前回の妊娠では、再検査までの二回でおしまいだったのですが、今回の妊娠では多分高齢もいいところになっているので、更にもう一度検査を受けるよう言われてしまいました。

そして、二度あることは三度ある。

またもや再検査行き!今度は135mgが基準値(厳しくなっている?)ではねられました。

あーあ。

再検査では、またあのあまーい飲み物(確か、糖の値も100mgぐらいに増える)を飲んで、今度は3時間!もそこに残って、検査前・その後一時間ごとに、合計4回も採血されるのです。

空腹にあのあまい飲み物を飲むと、胃が痛くなって気分が悪くなるんですよね。

それをまたやらなくてはいけませんでした。

夜8時以降ぐらいは絶食して、朝一番に行ってきました。検査が終わっても甘いドリンクのせいでお腹があまりすかず、お昼まで何も食べないでいたら一気に血糖値が下がったようで急にお腹が空き、倒れそうになりました。

お陰で妊娠中なのに体重も少し減った気がします。

1月の末にその検査を終え、待つ事2、3日。

別件で医者と連絡を取らなければならなかった時、検査結果を聞いてみると、

「全く大丈夫」

だったとのことで本当にほっとしました。

4回採血した結果、一つも基準値を上回らなかったとの事。

じゃあ、なんでいつも一回目の検査ではひっかかるのでしょうか。

普段あんなに甘いもの食べないので体が処理できていないのでしょうか。

いずれにしてもあまり甘いものばかりは食べない方がよいことは間違いないでしょう。

日本語のサイトで、妊娠糖尿病検査の基準値などについて探しましたが、あまり検査として定着していないような様子で、参考になるサイトはあまりないようでした。

こちらのサイトなどは、英語ですが、基準値について明確にわかるようになっています。

他にも、glucose tolerance test pregnancyなどで検索すればたくさんヒットすると思います。

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別れの季節

先週の金曜日は娘にとってとても悲しい日だった。

大の親友とのお別れの日だったのだ。

彼女の親友は、Davisに6ヶ月だけ滞在していた、台湾からの研究者一家の一人っ子の女の子Graceだった。台湾の大学を離れて、ここに来る前には3ヶ月だけ京都にも滞在していたそうだ。

台湾には親日家の人も多いらしいが、日本に滞在していたから親近感もあったのだろう、偶然秋の新学期から同じクラスになった二人はすぐに仲良しになった。Graceは台湾では英語と中国語のバイリンガル学校に通っているとかで、突然アメリカの学校に入った割には英語でのコミュニケーションに苦労する事もあまりなかったようだ。

それでも、たった6ヶ月でお別れになるのだから、そんなに親しくならないでもいいんだけどなあ、と勝手ながら思っていた事もあった。けれど親のそんな心配はよそに、二人はどんどん仲良くなってしまった。

台湾の学校にいずれ戻るので、中国語の教科書やワークブックも持って来て勉強していた。だから、補習校の宿題のある娘の状況も理解し、遊びにくる時に一緒に英語以外の宿題を並んでやってから遊んだりしてくれてその点では助かっていた。

娘が初めてのお泊まりを経験したのもGraceとだ。うちにも一回泊まりに来てもらった。

向こうは一人っ子なので、かえって助かると言って娘が遊びに行くのは大歓迎だった。

娘の誕生日会にも来てもらって、Graceの家でのお別れパーティ(娘と息子だけが参加した)もやって、最後のplay dateもやって、お別れの日の金曜日がやってきた。

下校時刻、いつもと同じように並んで二人揃って教室から出て歩いてくる二人。

いつもとほとんど変わりない別れの挨拶。

でも、家に着いて「おかあさん・・・」という娘の目には涙がたまっていた。

あーだめ。

こういうの、私弱いんです。

こっちが泣いてしまう。

でもなんとか「台湾に遊びに行こうね。」といって慰める。(いつになるかはわからないけど)

正直、Graceは他のお友達が娘との間に入ってくるのを嫌がって、ちょっと大変だったこともあったのだけれど、やっぱり別れとなるとつらい。いくらスカイプやメールがあるといっても。

そして月曜日。

お迎えに行くと、娘は別のクラスメートの仲良しの女の子と並んで出てきた。

なんだかほっとする私。

時々やっぱり寂しそうなこともあるけれど、それ以降は立派に立ち直っているよう。やっぱり小さい頃は立ち直りも早い。

すくなくとも今はそういう風に見える。