ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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水害後の保険会社とのやりとり

水害から早一ヶ月。

結局、保険会社からは、基本的には同質のカーペットを取り替えるだけの金額(結局全額払ってもらえるわけではないけれど)は補償されること、またそれを日本でいうところのフローリングなどに変えることも可能であるということがわかった。その場合、差額はもちろん自分たちで払うことになる。

Thanksgivingの週の月曜日に、カーペットを取り替えてくれるconstruction会社の人がカーペットだけでなく、フローリングにした場合の見積もりを持ってきてくれるはずだと思っていたのだが音沙汰なし。こちらも子どもが家にいるので何かと気ぜわしく、休暇に入ってしまったので、休暇明けの月曜日に電話を入れてみる。

すると、今日見積もりを持っていくところだよ!というお返事。蕎麦屋の出前みたいだよ・・・。大丈夫かな。

見積もりを見ると、カーペットを取り替えるだけでも5000ドル以上かかる。この見積もりは保険会社がapproveしたといっていたけど大丈夫なのか。保険会社からも続けてチェックが届く。なんだかんだで結局そのままのコストはもちろん支払われないらしい。5000ドルを結構下回るチェックが入っている。

もっと時間がかかるものかと思っていたので、既にチェックが送られてきたことには少々感心。保険会社との交渉はものすごく大変、という話をよく聞いていたからだ。

でも、何かおかしい。

乾燥機などのレンタル代を含むリカバリーコストも補償されるはずと読めるが、その分が入っていないような気がする。

保険会社の使っている、Adjusterの人はまあまあ話しやすい人だったんだけれど、保険会社の担当の人はかなりぶっきらぼうであまり電話もしたい雰囲気ではないのだけど、しょうがない、電話してみました。

すると、あっさり、「Dry outの分?そこには入っていない。claimするなら払います。けど、何も請求書受け取ってないよ。」というお返事。

あの、乾燥担当の人たちの不手際でありましたか。この人たちとは休暇前に電話で話し、もう保険会社に提出すべき書類は出したと断言していたのに。

念のため、ファックス番号を確認して乾燥会社に電話。

オフィスには今電話がつながらないということで(なぜだ?)、担当者宛てにメッセージを残す。

ここの乾燥会社(と呼ぶものか分からないけれど)は、保険会社の推薦したところではない。最初にカーペット屋に電話して、そこのつながりで来てくれたところだ。かなりローカルな会社らしい。そこに連絡してから、保険会社にも連絡した。その時、保険会社がいくつか、つながりのある乾燥会社の連絡先を言っていたっけ。そういうところに連絡したほうが、後の事務処理はスムーズなのかもしれません。

ということで、乾燥のためのコストも全額ではないにしてもある程度補償してもらえるはず。でも、書類が出てないのではねえ。

ちなみに、壊れたトイレのバルブなどの修理コストは保険では補償されていません。plumber代も結構かかりましたが、しょうがない。これは自腹です。

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感謝祭 2008ー七面鳥の大きさの目安

今年の感謝祭は、27日の木曜日でした。北米ではクリスマスに次ぐ、あるいはそれと同じぐらい大事といわれている休日です。子どもたちはその週は月曜日から休み。この週の土曜日の補習校も休み。そのお陰で少しのんびりできました。

去年に引き続き、今年も七面鳥を家で焼きました。一番小さめの鳥を選んでも大抵5.5キロぐらいある鳥のこと、一家四人だけで食べると余りにあまるため、今年は何人かゲストに来ていただきました。しかし、買った鳥が少々大きめだったのでゲストの方々にお土産にも持って帰ってもらったのですが、結局大量に余りました。今年のは、20ポンド=9キロはちょっと大きかった。↓

たまたま買いに行った店に、その時12ポンドぐらいの小さめのと、20ポンドぐらいの大きめの鳥しかなかったので、迷った挙句20ポンドにしてしまったわけです。でも、その後よく調べてみると、七面鳥の大きさの目安は、多めに見積もって一人一ポンド(454グラム)なんだそうです。全員でも10名ぐらいだったので、小さめに見えた12ポンドの鳥で丁度よいぐらいだったわけです。

来年こそ血迷わずに人数に合った大きさの鳥を買うようにしたいものです。まあ、こんなに大きな鳥はもうなかなか焼くこともない気もするので、いい経験でした。焼き時間がその分長くなるので、間に合うかひやひやしましたが結局予定時間より早く焼きあがりました。最後にアルミホイルをかけて焼く方法をとっているので、そのせいかもしれません。

それにしてもポンドあたりは冷凍でないものでも安めのもので1ポンド1ドル40セントぐらい(昨年と変わらず)。放し飼いで、完全なオーガニックのものだと高くて3ドル50セントぐらい。冷凍のものだともっと安いです。一ポンド70セントぐらいだったでしょうか。ポンドあたりで考えると本当に安い肉です。庶民的な食材なんですね。

下は子どもたちがゲストが来ると聞いて張り切って用意した玄関の飾り。去年、娘が学校で作ってきた紙袋製の七面鳥が冠をかぶって女王?に変身しました。手前の小さいペーパークラフトはウェブサイトにあったもの。なぜか河童もありました。

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水害からの復旧の道のりは長い

我が家でトイレからの水に襲われたのが今月の6日真夜中。翌日、7日の午後、業者が入って、カーペットをはがしたりして壁や床を完全に乾かすための下準備。乾燥機などが入って乾かし始めたのがその日の夕方。それから三日三晩乾燥機や除湿機をかけっぱなしにして乾燥。月曜日に機械は全て取り払われる。

この間に、保険会社に電話をしてまずclaim no.をもらう。その保険会社の担当者と一応話をする。保険会社の使っている、adjusterという、被害状況を保険会社に報告する仕事をしている会社の人が来る。この人が被害状況を第三者の目でチェックする。この人は被害領域の範囲を計ったり、被害を受けたものをリストにしたり、カーペットのサンプルを持って帰ったりした。

現在のカーペットと全く同じものと取り替えるだけの金額が保険会社から支払われる。そのためにこのカーペットのサンプルをちゃんとどこか(フロリダだったか)で分析するらしい。その分析結果が出るまで何週間かかかるらしい。

実際には、何週間か待っていてもしょうがないので、乾燥が終わった時点で、カーペットなどを扱っている業者に来てもらい、同じようなカーペットに代える場合、いくらぐらいかかるか、見積もりを出してもらう。彼らから、adjusterと保険会社に見積もりがいき、このような金額で行ってよいかどうか尋ねる。カーペットの業者など知らないので、adjusterの人にサクラメントの会社を紹介してもらう。見積もりに来てもらったのが火曜日。彼から、保険会社から了解が出た、という連絡が来たのが金曜日。

他の業者にも見積もってもらって比較してもよいらしいが、そんなにあちこちから見積もりを取る暇もなかった。

被害のあったところを、カーペットではなく、他の素材に変えてやってもらうことも可能らしい。でも、例えばhard woodにするとなると、カーペットの倍以上の値段になるらしい。差額は当然自分たちで払うことになる。

一応見積もりを今出してもらっているところで、その見積もりは明日の月曜日に出るはず。

それを見て、方針を立て、やっと床を元通りにしてもらう作業に入るだろう。

しかし、そうなる時に感謝祭が入ってくる。子どもたちなんて月曜日から一週間休み。会社などは木金の連休となるのが普通ですが。

多分、復旧するのは12月に入ってからですね。

床を直すので大変なのは、上に乗っているものをひとまずどこかに移さなければいけないこと。

被害にあった場所は、その移動費用も保険で払ってもらえるらしい。

やれやれ。自分たちで動かすのかと思っていたので、少し安心しました。

それから、水害のため、普段より多く水道料金や、電気料金を払ったということになったら、その差額もclaimできるようです。水道料金は市で、電気料金はPG&Eという会社だから、問い合わせてみないといけませんね。