ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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アメリカのパン焼き機

相変わらず家の中は一部床がむき出しのままですが、ちょっと休憩。

しばらく前、ついにパン焼き機を購入しました。日本ではホームベーカリーと言うらしいですが、こちらではbread machineと言うようです。

アメリカ製はいまいちだとか、日本製でもパナソニックよりはMKだとかいう意見をウェブサイトなどで読み漁りました。結局、アメリカでも買える日本製のPanasonicか、Zojirushiのどちらかで悩みましたが、値段も安く、意見版でも評判のよいPanasonicを注文しました。

本当は、今後クリスマスに向けてどんどん値段が下がるような気がするので、もうしばらく待とうかと思っていたのですが、やっぱりおいしいパンが食べたい!今すぐ食べたい!!と思うようになり、先月購入してしまいました(弱い・・・)。

でも今のところ後悔は全くなし。最初届いたときは、思っていたより大きい機械なのでちょっとあせりましたが。

家で、焼きたてのパンが食べられるのは涙ものです。

アンパンなんて、日系スーパーで買って食べるのよりおいしい。

今は日本のレシピもウェブで検索すればどんどん出てくるし、パン焼きなんてほとんどやったことのない私でもそれなりにおいしいパンが手作りできるので嬉しいです。

タイマーを使って食パンを焼くのが最も簡単ですが、生地作りだけを機械に任せ、その後は子どもたちも一緒になってパンを丸めてオーブンで焼いて食べるのが一番おいしい気がします。タイマーだと、卵や牛乳を入れられませんが、そうでなければ大丈夫。

形はまあ、下のようにちょっと不恰好ですが、自分たちで丸めると子どもも嬉しいようで、よく食べます。ちなみに、豆のように小さいパンは、息子がふざけて?作ったもの。

娘は、もうすぐ感謝祭ということで、七面鳥のパンを作成。↓

パン焼き機を買おうかどうしようか迷っていた時、やっぱりおいしいよ!と教えてくれ、お勧めレシピも下さったEさん、ありがとう。また、同じ頃、手作りパンをごちそうしてくれたRさんも、ありがとう。とっても活用してます。

他のウェブサイトにも書いてありますが、小麦粉はわざわざbread machine用のものを買わなくても、all purpose flourで十分です。King Arthurというブランドがお勧めといわれています。確かにおいしいかもしれません。他のブランドよりたんぱく質の量が少し多いようです。all purpose flourでパンの粘りがなんとなく足りない気がするときは、Bob’s Red Millというブランドの、Vital Wheat Gluten Flourというものを大匙二杯ぐらい追加して、小麦のたんぱく質の量を上げるようにしてみたりしています。

ついでに、下は息子がpreschoolで作ったnature pie. 前の日に大学のキャンパスの川沿いに散歩に行き、そこで色々拾ってきたものを全部使って作りました。丸い大きい実は、California Buckeyeという木の実らしいです。パイ生地の部分がゆっくり乾いていくと言われたのですが、かなり水分が多く、すぐだめになるかもしれないので、ここに記録しておきます。

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水害状況

我が家の子ども部屋付近からバスルームの前、そしてガレージに続く廊下のあたりの水害直後の状況です。

結局このあたりの絨毯は完全に浸水し、乾かしても元に戻らないので張り替えるしかないだろうということで処分されました。絨毯の下が木ではなく、コンクリートだったのがせめてもの救いです。

絨毯を貼り付けてあった、端にある木の枠が濡れているのがわかるでしょうか。

壁の下側にある木のカバー (base board)も、浸水箇所は全てはずされ、とにかく壁にまで伝わった水を乾燥させることになりました。

上のような、巨大なカタツムリの殻状の扇風機のような乾燥機で湿ったところを乾かします。

出水したバスルームには巨大除湿機を設置。いかにも強力そうです。

ファンの音がうるさくても、奥の我々の寝室で家族四人避難生活できています。

もっとひどいことになっていたら、ホテル住まいだったでしょう。

とにかく、こういうときには、何かしなければならなくて費用が発生したら全てレシートをとっておくことが大事です。

後で保険会社に申請するため。

引越しの荷物が昔、予定よりかなり遅れたときも、外食をしなければならなかったとか、余計に買わなければならなかったものとか、レシートをとっておけばその分は戻ってくると言われたことがありました。同じことですね。

今日は月曜日ですが、そろそろファンも少しずつ取り除かれていくでしょう。

後は、床を直してくれる人々を探さねばなりません。

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水害発生、その時どうする?

6日の木曜日の明け方3時頃。

何か妙な音がするのに気づいて目が覚めた。

寝ぼけた頭にも、どこかで水が爆発的に流れているような音だと思える。

でも一体どこから?

音の方へ廊下を歩いて行くと、子供部屋の前あたりの絨毯がびちょぬれだ。

なんだなんだ?

玄関に近い方のバスルーム。

のぞいてみるとトイレのタンクの下からすごい勢いで水が出ている。

バルブを閉めようとしてもしまらない。

慌てて夫をたたきおこす。

彼が水漏れは止めてくれた。

トイレのタンクの下の、水源とタンクをつないでいるチューブにはまっているプラスチックのバルブが壊れてはずれてしまったらしい。

夫が寝たのが12時過ぎ。私が起きたのが3時過ぎ。

バルブがはずれて、水が勢いよく流れながら、数時間過ぎてしまったのだろう。

水浸しのバスルームから夫が水をかき出し、絨毯に吸い込まれた水を少しでもバスルームの方へもどそうと私が足で絨毯の下の水を押してみる。

後でわかったが、絨毯の下にはスポンジ状のクッションが入っており、そこに水がたまってしまうとなかなか押し出せない。

それでも夫が延べ棒のようなもので随分水を押し出してくれた。

それにしても水が止まってよかった。

でも、この後は一体どうしたらいいのか。

この日はほとんど眠れなかった。

結論から言えば、こういう時は電話帳のplumbingとか、carpet cleaningなどの欄にある、 water damageをrepairしてくれるという所に連絡してみればよいのだ。

もし水が止まらない場合は、24時間受け付けている番号もある。

私は最初、carpet cleaningの所を見て、water damage repairをしてくれるというサービスに気づき、そこに電話した。近所にたまたまそこの人が来ていたので、割とすぐに見てもらえる事になった。

とにかく、浸水した所をなるべく24時間以内に乾かし始めることが重要らしい。そうしないと、カビの問題が出てくる。

Blowerという、扇風機のような乾燥機が少なくとも3台いる。

バスルーム近くの廊下だけでなく、接している二部屋にも水が回ってしまったからだ。

そうするとその機材一日レンタルで50ドル、少なくとも乾かすのに3日かかるから、ということでそれだけで450ドル。なんだかんだで1000ドルぐらいかかるといわれ、呆然。

もう少し手広くやっている会社があるので、そこと連絡をとってくれるといわれ、頼む。

結局、これは、その後、家の保険会社やら、plumberやら、更にはカーペット屋など様々な人たちとやり取りをしなければならない、一大災害である、ということなのでした。

今も家の中はファンが回る音がうるさいですが、皆怪我もなく、元気ですのでご安心ください。

(多分続く)