ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

By

Candy Land その後

デービスは突然秋になりました。先週までは夕方暑かったのに、2日ほど前、朝息子のプレスクールの前に行ってみると一面落ち葉が敷き詰められたようになっていました。皆で一晩で秋が来たねえ、と言い合いました。子どもたちはほうきで落ち葉はきをしたり、積み重ねたりして遊んでいました。

そして今日はこの秋初めての雨も降りました。子どもたちは久しぶりの雨が大変嬉しい様子。
あまりにも乾燥していたからね。

さて、娘たちの結成した劇団ですが、実はあの記事を書いた翌日、娘が劇団を、もう一人の友達と一緒に辞めると言い出した。あらまあ、残念、でも何があったのか。不思議に思ってちょっと尋ねてみると、どうやら中に娘とはあまりなじみのなかった、気の強い子がいて、娘ともう一人の女の子がCandy Landの歌をスムーズに歌えなかったので、もっとちゃんと練習してよね、みたいなことを言われたからいやになった、ということらしい。辞表?まで書いていた。

そうか、でもまだ始まったばかりなのにそんな辞めます、って手紙まで書いて、大丈夫?またやりたくなることもあるんじゃない?といってみた。なかなか娘の決心は固いようだったが、翌日、やっぱり手紙は渡さないでおく、と言っていたので、なんとなくほっとしていた私。

その後しばらくは、辞めた友達とFairy Clubを始めた、と言っていた。まあ、そのお友達と仲良くやっているんだからいいか、と思っていたが、それから一週間ぐらいたった今日。もともと仲良しだった、Candy Landをずっとやっていた女の子(この子も気は強いらしいが娘たちにいやなことを言ったわけではない)から、また一緒にやろう、と再び誘われて、結局その子たちとCandy Landをやったらしい。そうか、よかったね。

しかし。

こんどはFairy Clubを一緒にやっていた女の子が、悲しくなってしまったらしい。その子は戻ってCandy Landはやりたくないそうだ。

ああ。あちらがたてばこちらがたたず。

女の子の世界は二年生で既になかなか大変らしい。

By

子どもを眠りに誘う方法

娘のお友達の一人が、新学期が始まってから夜眠りにつけない日が続いていると聞いた。

新学期で緊張しているのか、興奮しているのか、夜寝る時間になっても眠くならず、結局眠りにつくのがおそくなり、朝は眠くて起きるのが大変、という状態だった。

まだ小さい子どもなのであまり薬などには頼りたくないし、どうしようか、といっているのをしばらく聞いていて、我が家に眠りを誘うようなCDが確かあった、と思い出した。

Paul Winterというサックス奏者の、Canyon Lullabyというアルバムである。昔トロントに住んでいた頃、スピリチュアル系の友達が一杯いた。グランドキャニオンで録音したという音楽で、確か、寒いトロントの冬、友人の友人のコッテージに遊びに行って、暖炉の火を見ながら、火の内側に吸い込まれそうな旋律だなあと思いながらこの曲を聴いて、後で自分で買いに行って手に入れたものだ。

ついでに、Glen GouldのBachの淡々とした弾き方も眠りを誘ううこともあるかもしれないと思い、それらも添えてお貸しした。

単なる気休めで、そんなもので簡単に解決しないだろうとは思っていたけれど、色々試してみたら親のストレスも少しは減るだろうと思ったのだ。

そして今日。人づてに、なんとそのPaul WinterのCDが見事に効果覿面で、5曲目ぐらいで必ず寝付くようになったという話を聞いた。

CDを貸した私のほうがびっくり。

たまたま、学校にも慣れてきて、自然と眠くなってくる時期になっていたのかもしれないけれど、少なくともそのきっかけにはなったかもしれない。

もし寝付けない日があったら、自分も試してみよう。

By

Candy Land

一般に、多分、アメリカの学校の昼食時間は短い。全校生徒が同じ場所(外のピクニックエリアや天候が悪ければ体育館のようなところ)に時間をずらせて集まってきて食べるので、実際に各学年が食事にかけられる時間は15分ぐらいと見積もられているらしい。しかも、食べ終わった子どもから遊びに行っていいので、遊ぶことが大事な子どもたちは食べるのもそこそこに遊びに行ってしまう。

遊ぶ時間にはそれではいったい何をしているのか。

3日ほど前から、娘たちは、仲良しの女の子たちと一緒になんと劇を考えているという。学年度末?にクラスで発表するつもりらしい(違うクラスの子もいるけど?)

Candy Landという話で、Peppermint Queenがいて、その娘たちがいて、Lollipopがいて、自分はCocoというココア役だとか。

今日は学校から帰ると、その歌を考えたので、歌詞をタイプしていかなければならないからコンピュータを貸してくれという。

丁寧に彼女が打ち出した歌詞がこれ。それぐらい熱心に、丁寧に補習校の宿題の漢字も書いてくれればいいんだけどね・・・。

WE LOVE CANDY LAND!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

We love each other especially the Candy Castle where Queen Pepper Mint and her two daughters live and where her team works together———-

for the CANDY LAND!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

そうか、でもなんだか楽しそうだね。娘は、本を書こうとしたりするけどあまり完成してないから、この劇は完成するといいね。この年齢はまだまだ飽きっぽいから、あまり期待しすぎないほうがいいかもしれないけど。

それにしても、Candy Landの夢のお話という感じで、まだまだ夢の中の子ども時代が続いているみたいでちょっと安心しました。