ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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1年生の歌のコンサート

もう一週間以上前のことですが、娘の学校で一年生の歌のコンサートがありました。

ここの学校では、低学年のうちは、音楽教育といえば歌の練習で、年に一回、学年末に近いこの時期に家族を招いてコンサートをするのが習慣となっています。

水曜日の一時からという日中の時間帯でしたが、夫婦そろって参観に来ていたりする家も多かったです。

娘の担任の先生はギターが弾けます。ということで、この先生がずっと練習も担当していたようです。去年は、歌の先生を雇って練習していました。

娘から歌の練習のことは聞いていましたが、8曲ぐらい歌ったでしょうか。結構数が多くてびっくり。歌詞も長いものも多くて、がんばって覚えたな、という感じ。

それにしても、恥ずかしいのか、あんまり口を開けていない男の子や棒立ちの子、それとは対照的にとってものって歌っている女の子達など、と相変わらずばらんばらんな個性全開なのが笑えました。

娘が一番気に入っていたという曲、”Chicken Lips and Lizard Hips” は、どうやらBruce Springsteenが歌っていた曲のようです。ママに、スープの材料をたずねると、変なものがぞろぞろ、といった曲。こういう、言葉遊びのような歌詞や詩、子どもは好きみたいですね。

他にも色々面白い曲を歌っていたのですが、また書き留めておきます(忘れなかったら)。

ちなみに、この日はTeacher Appreciation Day。学校によってはWeekで、毎日のように学校のスタッフや先生に感謝を表すことをしなければいけなかったりします。娘の学校は一日だけで、基本的にお花をあげればいいのです。

うまいなあ、と思うのが、このコンサートで、最後に、先生が、親達に感謝をするんです。ボランティアをして手伝ってくれた人、立ってください。フィールドトリップのとき車を出して運転してくれた人、立ってください。・・・最後に、宿題を手伝ってくれた人、立ちましょう!(ほとんど全員)この子達のスキルは、立っている人の助けのおかげです。ありがとう。と。

ボランティアの親をさりげなく、でもきっちり、皆の前で褒めてくれる。

親だって結構嬉しいもんです。(今年は、それほどボランティアに熱心だった訳ではありませんが・・・)

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Arborist色々

木の剪定をしたりするだけでなく、病気など健康状態にも注意して、世話をしてくれる人のことをarboristというらしい。庭師(gardener)というと、芝を刈ったり、小さめの木を刈り込んだりしてくれる人で、大木などは通常守備範囲ではない。arboristは、誇り高い感じね。専門家よ、といったプライドが感じられる。

庭の、ornamental pearの枝が折れたおかげで、arborist, gardenerにも色々あることが判明した。

折れた枝の処理をどうしようと考えて、二人のarboristに、いくらぐらいかかるか聞いてみた。

1人目は、レスリーさんの近所の人がやってもらってよかった、と言っていた人。折れた枝の処理に150ドル、それに加えて、ついでに、のびてきている二本のornamental pearの木を、少し(15〜20%)刈り込むなら一本150、合計450ドル。だけど、まとめてするなら75ドル引きで375ドルでやりましょう、と提案してきた。紙に、手書きでその見積もりを書いておいていった。木が好きなおにーちゃんが1人で切り盛りしているのだ、といった風情。

しかし、木のサービスを頼んだことがないのでそれが安いのか高いのかわからない。高すぎる気はしなかったが・・・。

そこでもう一つのところに電話。すぐにつながらず、週末を挟んで月曜に電話して、見に来てもらえたのは火曜日ぐらい。電話では感じはよかった。一本目の折れた枝の処理、プラス刈り込みはしめて280ドル。ここまでは、こちらの見積もりの方が安い。しかし、二本目の木の枝の刈り込みが、450ドル。一本だけで。合計したら一気に730ドル。な、なんで。

二本目の木の枝は、おとなりさんの庭の敷地内にかなり伸びているので、気をつけて木を切らなければならないから、らしい。隣の人に、費用を分担してくれるか聞いてみたら、とまで言われた。(聞くだけ無駄だと思うよ・・・)こちらの見積もりは、スマートに(なんて言葉はもう死語でしょうか)コンピュータから印刷したもの。

これは、もう、最初の人に頼むしかない。と思っていた。

ところが。

その日、毎週くる庭師のおじさんがきた。

そして、頼みも、期待もしていなかったのに、折れた枝は彼が処理してくれたのでありました。

びっくり。

150ドル分、得した気分です。

果報は寝て待て・・・はちょっと意味が違うな。

この時初めて、アメリカ人的暢気さであちこち見比べて、どっちにしようかなー、などとのんびり考えていてよかった!と思えた気がします。庭師のおじさんにも感謝!

でも、ornamental pearは、もろくて折れやすいので有名だそうで、伸びすぎてきた枝はやはりプロに刈ってもらった方がよさそう。下手に切ったら変なところから折れたりしたら大変です。そこで、最初のおにーちゃんに電話。

やはり、一本150ドルで、二本まとめてやるからって今度はディスカウントはくれないらしい。

そりゃそうか。(私ってけちです、はい。)

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頼れる修理屋さん

その後、着々と我が家は立て直し体制に入っております。木の枝はまだ落ちたままですが。

とりあえず、かなり前から壊れていたオーブン。これはまたまたレスリーさんご推薦の修理屋さんに見てもらっていて、直すか、買い替えるかしばらく悩んでいたのですが、やはりこれは直すことに最終的に決めていました。

部品を買えればなおる、という自信満々、かつ誠実だと言う噂の彼でしたが、これまでも色々な人と色々な経験段のある私、そう簡単には信用しないので すよ。変えてなおらなかったら料金はどうなる?とまで尋ね、彼に「それだったらお金はもらわない」と言わせていたのでした。(それでも部品代ぐらいは払う つもりでしたが)

部品がそろそろ来ただろう、という頃なのに電話がまだなかったので、壊れたディッシュウォッシャーも見てもらおうと思って、こちらから電話。「部品届いてます、今日行きます」との答え。こんなんで大丈夫か??

でも、彼は約束の時間ぴったりに来て、時間内で仕事を終え、ディッシュウォッシャーについてもきちんと見積もりを出し、更には話のついでに・・・と いう感じで私がさりげなく出したエアコンの故障についても、即座にこれは多分簡単になおる、と診断を下したのでした。おおお。この人できるんではないです か。

しかも、あまりに色々故障していてかわいそうに思ってくれたのか、何なのか、修理代も最初の言い値よりずっと安く請求してくれたのです。後光がさして見えました。はい。

他のエアコン修理業者、あれは、ぼったくりだねえ、泥棒だよ、という彼。や、やっぱり??

エアコン業者も忙しいようで、休日の間、電話をかけてみたら、休日のときに出て行くと、それだけで168ドルかかります、ときたもんだ。これで、信 用あるエアコン業者なんですよ。じゃあ、いいです、というと、月曜に電話するから、といっていて、もちろん向こうからは電話などこない。こちらからかける と、また最初から名前やら住所やら聞かれた上、見に行くのは金曜の午前中になります、だそうだ。ちょっと目の前がくらくら。また熱波があったらどうするの よ。でも、とにかくあちこちでエアコンが壊れているらしい。

ディッシュウォッシャーも、彼に頼んで直してもらうことにしました。これはちょっと古いから、買い替えるか、直すか、悩むところだ、というようなことを正直に言ってくれる修理屋さん。でも、他にも色々直さなければならないものがあるし、直せば直るのにゴミにしてしまうのはやっぱりもったいない気がして、今回は直してもらおうと決心しました。新しいのを買うにも、ちょっとリサーチしないといけないし。

あの、金曜日にしか予約を取れなかったエアコン業者、キャンセルしなきゃいけない。なんとなく、それが嬉しい私は意地悪かも。

本当に信頼のおける、サービスを提供してくれる人々に出会うということは、暮らしを維持して行くのにかなり重要だ。今回は大当たり。感謝です。