ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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雨のハロウィーン

ハロウィーン前日午後から、Davisはなんと雨。

予報通りだったのですが、当日も朝から雨。

毎年のことながら、ハロウィーンを境にきちんと季節が移ろうこの地域に半ば感心。それにしても今日という日に雨とはねえ。

これは一日ずっと雨かな、と思っていたのですが、Down Townの商店街のtrick or treatが始まる午後一時ごろから午後一杯は晴れ間も見えてすごい人出でした。皆の気合で雨が止まっていたような。

夜ももちろん近所を練り歩くつもりの子どもたちなので、ダウンタウンはほどほどにして、夜に備えて解散。

娘は、学校の仲良しの子が家に来てくれるのを待って、そちらの親と一緒に私も家の子ども二人とその子に付き添って近所をまわる。

途中で雨が降り出して、40分程で家に戻ってきて終了。

我が家でもキャンディーなどをたくさん用意したけれど、今年は雨のせいか、昨年よりも訪れる子どもの数が減ったよう。ひっきりなしにドアに子どもが来ていたおととしあたりは、少々閉口したけれど、少ないとやはりなんとなく寂しい。

今年はなんとなく全体的にあっさりしていたハロウィーンだったような。ダウンタウンで見た子ども達も、感心するようなコスチュームの子はあまりいなかったような。

さて、明日は補習校の秋祭り。

もう寝なくては。

↑ こちらは今年も我が家に登場した風船のかぼちゃおばけくん。下のJack-o-Lanternは、左から息子(姉が下書き、私がくり抜き)、夫、私、娘(私がくり抜き)のもの。

↓ 外にろうそくをつけて置いてみるとこんな感じでした。

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ハロウィーン前日

今年はハロウィーン当日は、Davis地区の学校はお休み。翌週から先生と生徒の親の面談のある、Conference Weekになるのですが、その前日の、teacher work dayに当たるため、たまたまお休みになったわけです。

大抵、ハロウィーン当日や前日には、学校ではちょっとしたお土産のもらえるクラスパーティがあったりするのですが、小学校二年生の娘のクラスでは、今年は何もなかったようです。そういうパーティには親のボランティアが不可欠。スナックを持って入ったり、クラフトを手伝ったりするのは皆親です。娘の先生は、普段から余りボランティアの親も教室に入らないで学級を運営していく方針のようなので、ボランティアが集まらなかったのかもしれません。

一方、息子のプレスクールでは、皆朝コスチュームを着てきて、園庭をパレードました。

下は、パレードの最後の全員集合写真。

3・4歳児は、女の子は圧倒的にお姫様、妖精が多く、男の子はヒーローものも出てくるけれどプーさんやらかぼちゃの子などもいてまだまだとてもかわいらしい。先生方も、ちょうちょになったり、海賊になったり、ちゃんとコスチュームでやってきていてさすがでした。

その後はコスチュームを脱いで、砂場遊びも絵の具でお絵かきもありの、普通どおりのプログラムでした。

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アメリカの学校での算数の進み具合

娘によると、彼女はアメリカの学校のクラスの中では算数ができるほうらしい。もっとも、台湾からやってきた、Davisには6ヶ月しか滞在予定のない女の子のほうが更にできるのだそうだ。(ついでにいうと、彼女と娘は大の仲良しになってしまった。2月にはお別れになってしまうというのに。)

日本と台湾の算数のカリキュラムはもしかしてかなり似ているのだろうか。

二人とも日本や台湾の算数の教科書も勉強しているわけなので、アメリカの二年生より進んだ問題をそちらで先に勉強していれば、二人が算数でトップだというのも当然という気がする。

ちなみに、日本語補習校の二年生の算数は、一桁の足し算・引き算はもちろん終わって、二桁・三桁の繰り上がり・下がりのある足し算・引き算を経て、掛け算に入った。掛け算の九九を覚えるのは二年生である。アメリカの学校では年度最初のうち一桁の足し算・引き算ばかりで、最近やっと少し繰り上がり・下がりのある問題に入っているようだ。

念のため、カリフォルニアの算数のカリキュラムの基準をチェックしてみた。

これによると、二年生が終わるまでに、1000までの数の大きさを把握し、3桁までの繰り上がり・下がりのある足し算・引き算ができ、掛け算は二の段、五の段、十の段を暗記することになっている。その他、分数や割り算の概念も少し理解する、とか、お金の計算ができる、ものの長さなどを測ることができる、などという項目もある。掛け算を全てマスターするのは三年生でよいらしい。

日本の二年生のほうが、アメリカというか、少なくともカリフォルニアの二年生よりは、算数のカリキュラムがやはりやや進んでいるとはいえそうだ。でも、心配するほど大きな差でもないような気もする。

娘は、補習校で三桁の足し算・引き算を終えたとはいえ、多分マスターしたとはいえない状態だから、アメリカの学校で復習するような感じで丁度よいかもしれない。

それにしても、自分がクラスで算数は二番目だとか、だれだれちゃんよりは負けてるとかいうことが、授業中に皆に分かってしまうような授業構成はさすがアメリカ。

算数は、毎日のように同じようなドリル的テストを繰り返しやっている。間違いが少ないのは誰々で、自分はその中では何番目、というように簡単に自分の順位がわかってしまうように点数を公開して授業を行っているらしい。

娘の先生はユーモアあふれる男の先生で、生徒にも人気があるようなので、そのせいで教室の雰囲気がぴりぴりしたりしないように気を配ってやっているとはもちろん思う。それにしてもいつもテストでつまづいてしまう子は、こんな点数公開性ではやる気を失わないのだろうか。

まあ、日本でもクラスでテストができる子、できない子というのは結構子どもの間でもわかってしまうものだったような気がするので、おおっぴらに公開するかしないかというのはそれほど本質的な問題ではないのかもしれないけれど。