息子のプレスクールのカリキュラム
息子の参加型のDavisのプレスクールが始まって早一ヶ月。
親の仕事量は確かに多いけれど、リードするメインとサブの先生もとてもしっかりしていて、子どもを見る目もとても穏やかでやさしいし、カリキュラムは充実している。親の仕事量は、その分学費が安いと思えば割り切れる程度だと思う。役職についたりしなければ。
とはいっても手伝いに入る親は大変だ。毎日6名ほどの親が、交代で二人の先生を支援する。担当場所はキッチンや室内、アートテーブル、パティオ(別のクラフトなどをやる)、庭係など、6箇所ほどに分けられた中の一区域。例えばキッチンの係になったら、朝到着後、すぐにその日のスナックの準備に取り掛かる。ディッシュウォッシャーからきれいになったお皿やらトングやらコップを出してトレイに並べたり、りんごを切ったり、トーストにバターとシナモンとシュガーを塗ってオーブンのグリルで焼いたり、台所に立ちっぱなしで準備をしなければならない。一時間ぐらい時間はあるが、のんびりやっていると時間が足りなくなってくる。
そしてスナックの時間、子どもたちが食べている間、手伝いの親たちは必ず自分の担当のテーブルについて本を読んであげたり、簡単なゲームをやってあげたりしなくてはいけない。
その後、子どもたちが外で遊んでいる間、親たちは掃除機をかけたり床をモップで掃いたり。
それでも手伝いに入ると子どもたちのことも少しずつ分かってくるし、3・4歳児向けの教育について色々考えさせられて案外面白い。
感心するのは、このプレスクールは毎日本当に多彩な活動が用意されていること。今まで一ヶ月の間、毎日毎日少しずつ違ったアートやクラフトをやらせてもらっているようだ。単純なものばかりではあるけれど、これだけ用意するのはやっぱり容易なことではない。それから、毎日のようにテーマがあり、小学校にも通じているテーマ学習のようなことをプレスクールレベルで楽しく学べるように工夫されている。例えば先週は「色」の週で、今日は「赤の日」だったら、忘れなければ赤いシャツを着てきて、赤い絵の具をたくさん使ったアートをやって、スナックも赤りんごと赤いサルサとチップスを食べることになっている。更に先生が読む本も赤い帽子が出てきたり、色の歌を歌ったり。
それだけといえばそれだけだが、テーマ学習というのはアメリカの学校教育では主流で、普通の学習形態で、それが幼稚園生レベルでもこうやって行えるのだな、と思うと感心する。
また、昨日はりんごの日で、今日はアップルパイの日だった。昨日、一人一個ずつりんごを持ち寄った。持ち寄ったりんごの色は、赤か、緑か、黄色か、混合か。自分の持ってきたりんごを見てりんごの色のグラフを作った。そして、今日は持ち寄ったりんごをつかって、パイ作りの特別ボランティアの人が来て、子どもたち皆にりんごの皮を皮むき機でむかせ、切るのはやってあげるが、それをシナモンと砂糖と混ぜて、パイ生地の中に入れて、という作業を子どもにやらせてくれ、全員が小さい、家に持って帰って焼けるアップルパイをお土産にもらった。
そのパイは、早速食べたけれど、アメリカの大量生産製品にありがちな甘いだけのパイではもちろんなく、とてもおいしかった。
↓ こんなりんご一個分ぐらいの小さいパイ。
これだけ毎日活動が盛りだくさんだと、子どもも学校に行くのが楽しいようだ。息子を朝起こす時も、「ほら、今日は何々の日だね。何着て行こうか。」などというとかなり覚醒効果があるようで、本当に助かっています。

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