ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

By

誕生日会の覚え書き

以下はほとんど私の備忘録ですが、誕生日会準備などに便利だったな、と思ったサイトを書いておきます。

American Greetigs

オンラインの招待状をメールで無料で送れます。日本語も入ります。招待メールを受け取った人は、参加できるかどうか、その場合何人で参加するかを伝えることができます。そして、参加者の合計人数も出してくれます。

このサイトでは、紙に印刷できるカードも選べますが、それは有料メンバー専用です。

紙のほうがやはりいいな、と思う方もいるでしょうが、気心の知れた家庭同士の招待だったらオンラインで十分と思います。

こちらのほうが、メールで受け取って、サイトを見て、返事をする、という行動が一連になっているので、返事を聞けるのも早い気がします。

オンラインでパーティの招待状を送ることができるサイトはたくさんありますが、ここのイラストがかわいらしく、小学校低学年でも利用できると思いました。

ちなみに、自分の写真を使ってカードを作り、メールで送るのには、せっかくカードというサービスが便利なようです。

誕生日会ではあまりヒットしませんでしたが(←しつこい)、ペーパークラフトのリンクは、ペーパークラフトデータベースが充実しています。

それから、キャノンのペーパークラフトのサイトでは、プレゼントを頂いた方に渡すThank you cardなどを印刷してプリントすることができます。

無料でセンスが良く、子どもにも使えそう、というカードで印刷できるものはなかなかありません。

あまりない自分のコンピュータスキルを駆使し、今回はお礼のカードは以下のようなものを作りました。Davisのこのあたりの雰囲気は、以下のような決まり文句の入ったお礼の紙一枚でも渡せばOK、という感じです。

halkathankyou

アメリカ社会はお礼状が重要というか、当たり前の慣習の国です。

クリスマスの頃、学校の先生やお世話になった方に、子どもから、あるいは親からギフトをおくることはよくありますが、かならず、どんなに簡単なものでも、Thank you cardは返ってきます。先生方も大変。

私にはその習慣がどうも身についていないのですが、子どもたちにはつけてもらわないと困るので、こういう時に練習させようというわけでした。

By

8歳の誕生日会

アメリカではMartin Luther King Jr.の祝日で三連休の週末。

我が家では娘の誕生日会を行う週末となっております。

正月気分も抜け切らないころ(といっても北米生まれ・育ちの彼女ですが)が誕生日であるため、本来の誕生日に近い週末に行うと、休み明けで招待状を渡すのも遅くなってしまう。休み前に渡せば多分忘れられる。冬休み明けすぐの三連休は皆さんあまり遠出をなさらないかも。ということでそうなっています。

娘の今年の希望は、ケーキは去年と同じ手作り。一つはチョコレートクリーム(母作)、もう一つはシフォンケーキに白いクリーム(父作)。自宅で開催。最初は女の子限定!と言っていましたが、途中からやっぱり仲良しの男の子も呼びたいとか、Yard Duty(学校で、昼休みを含めた休み時間のときに見回りをしてくれているスタッフ)のDavidも呼んでいいかとか(いいえ、呼びません!Davidってだいたい誰なんだ・・・)言い始め、結局弟のお友達の男の子は呼ぶことに。クラスメートなどの学校のお友達5名、Davis内の日本語を話すよく遊ぶお友達3名、それにその妹たちで、子どもは我が家も入れて合計13名。ということで、去年よりは小規模。男の子は息子とそのお友達だけ、ということに。

構成としては、最初はクラフトなどをやってもらい、夫には風船で剣やお花を作ってもらって、飽きてきたらゲーム。その後、娘がクリスマスにプレゼントで頂いて以来、夢中になっている手品セットを使った手品ショー。そしてケーキでプレゼントを開けて終了、という予定でした。

しかし、当日は女の子向けと思っていたクラフトは皆それほどやらず。夫も私も男の子向け、と思っていた風船の剣を皆が作ってもらいたがった。そしてそれを使っていつのまにかPrincess Halka(うちの娘ですね)を守る女騎士団?が構成され、なぜか男の子と戦う、というシナリオで盛り上がる。

男の子たちは君たちより3歳ぐらい年下で、二人しかいないんですが?
二人ともがんばって風船剣でおねーちゃんたちの攻勢をかわしていました。

これが落ち着いた後は、娘のマジックショー。
棒から花を出す手品とか、カードを四つ合わせた真ん中の花が消えてしまう手品、そして折りたたんだ紙の中からカードを出す手品などを披露。

小学校二年生のクラスメートたちは、本当に素直に娘の手品を楽しんでくれていました。いやー、二年生ぐらいはまだまだかわいいです。娘はこの手品セットをとても気に入っていて、自分から誕生日会でやると言い出したのですが、果たしてこんなので皆喜んでくれるのか、少々不安でした。しかし、全く大丈夫でした。途中で「帽子からうさぎを出す手品、できる??」という質問があり、それもおかしかった。できませーん。もっとできるのでは??と単純に信じてくれているところがかわいいです。

そして娘の希望通りのケーキ。夫が金・土と出張だったので、ケーキのスポンジは木曜日にどちらも焼いて準備。それでも前日や当日は準備が大変だったので、計画のつめはまだまだ甘かったようです。

とにかく、娘は喜んで食べていたのでよかった。

去年は、上のようなケーキを焼いた後、オーブンが壊れて、息子の誕生日会では直っていなかったのでアイスクリームケーキを買ったのでした。

ちなみに子どもたちに受けがいいのはチョコレートクリームでした。シフォンのほうがスポンジがおいしいのにね。こちらは主に残ってくれていた日本人のお母さん方と頂きました。

二年生ぐらいになると、自分たちで勝手に盛り上がってくれるので、当日は随分楽でした。それでも翌日が休日で、助かりましたが。

息子もお友達が来てくれたのでいじけることもなく、かなり嬉しそうでした。

さて、今度は、来月の君の誕生日会を考えなきゃ。

そしてそれが終わったら、出産準備です。

実は第三子を妊娠中で、予定日は4月。

いやー、3月じゃなくてよかった・・・。

By

仕掛けられた罠

金曜日の放課後は、娘はピアノのレッスンがある。私も付き添わなければいけないので、息子には何か、塗り絵とか、迷路とか、お絵かきとか、その時熱中しそうなものを用意して一緒に出かけていく。

そうやって少し別々の活動をした後は、この二人、妙に仲が良かったりする。

この日は、学校からの帰宅直後には余りにくだらないことで喧嘩をしていたので、丁寧に仲裁するとか、双方の言い分をよく聞くとか、そういうレベルで付き合う必要はないと判断し(というか判断する前に)、叱り付けてしまった。

自分たちでも納得したらしく、ピアノに行く時も、そこから帰るときも、二人は妙に仲良くしていた。

そしてレッスンが終わって家に到着してから、テレビを見るともおなかすいたともなんともいわず、二人でなんだか忙しそうにしている。

紙に何か書いている。長さがどうとか言っているが・・・?

息子が質問に来る。「あのね、おかーさーん、おとーさんってどれぐらいの大きさ?」

「背の高さがどれぐらいかってこと?175cmぐらいじゃなかったかな。ママより頭一つ分ぐらい大きいんじゃないの」

「それってどれぐらい?(台所に張ってあるジンジャーブレッドの絵の高さより)もっと大きい?」

おねーちゃんが巻尺を探しに来る。

それからも二人でごちゃごちゃごちゃごちゃ。

「もう、おとーさんかえってきちゃうよー」

何か、夫にいたずらをしようとしているのは明白。

でも、何なんだろう。

覗いてみると、帰宅してガレージから入ってくるドアのマットのところに、下のような紙。

そしてその先にはクッションと、M宅から譲り受けた巨大犬のぬいぐるみ(確か、キキと名づけられていた)などが置かれている。

ドアのところには、糸が低い位置に張ってあり、更にマットの下には、プラスチック製の細い棒がきれいに並べられていた。糸に手をかけてマットに足を置くと、棒の上でおとーさんはすってんころりんと滑って頭を打つのではないか、と考えたようだ。

ただ、本当に直接床に頭を打ってはかわいそうなので、クッションやらやわらかいぬいぐるみをならべた。

そして、そのクッションを並べるべき長さを、夫の身長と同じ長さにしたというわけ。

なぜなら、クッションの上を歩きながら転ぶかもしれないから。

後で聞くと、ビー玉をばら撒いておくという案もあったらしい。

それは本当に危ないよ。

でも、一生懸命考えて、クッションをひいたら大丈夫だろうと思ったわけだ。

罠にしてもかわいらしい。

実際に夫が帰ってきても、全く転ばなかったのでちょっとがっかりしていたかも。

それにしてもよく色々考えるものです。

その後、「あきらー、思うようにいかなかったねえ? なんでだろう??」と、反省会も行われたようです。