ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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自転車通学でアクシデント

自転車月間の5月も終わりに近づいた先週の火曜日の朝、息子が自転車を滑らせて転んでしまいました。あまりにも突然何もないところで転んだので、すぐ後ろを走っていた私はびっくり。急に止まれなくて倒れた息子にぶつかってしまいました。

右膝から血が出てしまうし、学校には遅れるしで大変でした。

血が流れるけがは、けがの多い彼にとっても珍しいこと。

しかもその日は近場だけど遠足の日。

でも、あと自転車だったら数分で学校到着という地点での事故だったので、なんとか励まして自転車を押して学校まで歩かせることにしました。

いつでも絆創膏ぐらい持っていないといけないのだと思わされた瞬間でした。

学校には始業のベルが鳴った直後に到着。学校入り口のオフィスで手当をしてもらう前に、水筒の水で私がとにかく傷口を洗って、オフィスでは大きめの絆創膏を貼ってもらったら少し落ち着きました。

息子の先生が、たまたまオフィスにいたので何があったかを話すと、「(遠足も)大丈夫よ、ゆっくり行ってほしかったら皆あなたにあわせてあげるから。」といって息子を励まし、「遅刻届も出さないでいいわ、まだ私も出欠をオフィスに提出してないから、間に合って教室に入ったけど、今一緒にオフィスに来たってことにしましょう」と言ってくれました。

息子の先生、春香も一年生の時は同じ先生だったのですが、こういう柔軟な対応をしてくれるところが、こんな時とってもとってもありがたかったのでした。

遠足も結局問題なく楽しめたようです。

帰りのお迎えは息子に気を使って車で行ったのですが、案の定、「自転車で大丈夫だよ!」と抗議された母でした。

日曜日の今日もまだ絆創膏はつけていますがだいぶ良くなりました。

それにしても一日に何回もあちこちにぶつけたりする不注意な彼。

これはどうしたら直るのでしょうか。

自転車に乗るときも、両足をペダルから放したり、片手運転をちょっとしてみたり(まだ安定が悪いのに)、何か試してみなければ気が済まない彼です。

自転車に乗るときは、これにこりてもう少し慎重になってくれますように。

私も自転車の車間を空けて走るように気をつけます。

息子よ、ぶつかってびっくりさせてしまってごめんなさい。

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Paper cranes projectーアメリカでの折り鶴支援活動の広がり

先週の4月14日、子ども達の小学校で折り鶴を一緒に折ってきました。

折り鶴を折って日本の震災復興に役立てようというプロジェクトが、全米でいくつか展開されています。

もうすでに目標の10万羽に達してしまったのがStudents Rebuildという団体が、DoSomething.orgという団体と組んで、折り鶴を集めるキャンペーンを展開しているもの。鶴が一羽集まると2ドルがBezos Family Foundationから今度はArchitecture for Humanityに換算されて援助され、被災地の復興支援につながるというもの。

最終的には鶴は日本に送られるらしいです。

この辺の仕組みがなかなかよく分からなかったけれど、多分そういうことなのだと思います。

もう4月11日の時点で、鶴は10万羽を超え、受付は15日消印まで有効だけれど後は何羽まで達するか、という体制に入ってしまいました。全米50州すべてから、また国外からも少なくとも10カ国から集まったそうです。

うちの子ども達の学校の校長先生は、お金だけを集める募金活動にはあまり乗り気になってくれなかったのです。このプロジェクトだったら担任の先生に聞くだけでできそうな活動だったのですが、子ども達の学校の、4月の第一週の春休み中に他からたくさん鶴が集まってしまった模様。

でも、実は他にも折り鶴プロジェクトが進行中です。
OshKosh/Cartersでは、折り鶴を送ると、一羽につき一着服を日本に送るというプロジェクトをやっていて、これも5万枚までという制限があるのですが、まだ受け付けています。

学校で折った鶴は、こちらに送ることにしました。

日付では4月25日までとなっていますが、こちらも5万枚に達したらおしまいなので、月曜早々にでも発送しなくては。

主に我が家(と長女の友達)で折っていた分50羽分は、締め切り日の15日に、Students Rebuildに送ってきました。

送った鶴はこちら。写真は夫の得意技の折り紙の薔薇と一緒です。

いくつかの鶴は長女と友達のメッセージ付き。

他にも、The Million Crane Projectというのが始まったようです。

5月11日までに100万羽を集めるという目標で、メディアの注目を集めて企業等からの寄付も募るという趣旨のようです。

我々デービスのグループも、次の活動を企画中です。

このような活動についてですが、日本では「あえて何もしない」という人も多いと聞きました。

「楽しそうに」活動するのは、被災地に皆が心理的にも地理的にも近いだけに気が引けるのかもしれません。「上から目線」になるのを気にするというか。何もしないと言いながら、実は節約して募金する等、見えない所でいい活動をするほうが日本人の美徳なのかもしれません。あるいは、まだショックから立ち直れていないのかもしれません。

でも私たちはアメリカ在住なのだから、その環境の中でできることをしていこう、と個人的に思っています。ボランティアを心底楽しんでしまうアメリカ人魂もありなんじゃないかと思います。

被災地で無事だった友人のメールの、「そのような活動に皆元気づけられると思う」という言葉を信じます。

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デービスでの募金活動

先週の4月最初の土曜日は日本語補習校の始業式・入学式の日でした。

でも私は午前中は子どもは3人とも夫に任せて、Davis Farmers’ Marketでの募金活動へ。

写真は第二回目の募金活動の時のものです。

デービスでは、日本人主婦グループが中心となって、ファーマーズマーケットでブースを出せる許可証(12月末日まで有効)をとりました。ちなみに4月から、デービスのファーマーズマーケットは水曜の夕方と土曜日の朝の週二回開催になります。

このブースを利用して、3月26日の土曜日から、今回の地震の被災地の復興支援のための募金活動を行うことになりました。

この許可証は、非営利団体や市民グループが宣伝活動のために申請することができるもので、年間20ドルです。
単なる募金活動だけでなく、何か小物を売った方がよいということです。

そこで今回は、あやめの花を折り紙で折り、それを鉛筆(皆の家に余っていたもの)に差したものを50セントで売る、募金をしてくれた人へのお礼に、和風のしおりや折り紙の鶴のバッジを渡す、また日本的な小物を寄付してもらって、それを売る、ということになりました。上の写真がその小物などです。

立て看板も、高校生の日本人家庭の女の子が作ってくれました。

朝早くの場所取り、一時間半ごとのブースの担当など皆で、できるひとができることを分担し、今日の水曜日で3回連続の募金活動が無事終了しました。

私は色々な準備を少し手伝い、後は1、2回目はブースの担当もやってみました。

3月26日の第一回目は風雨の強い中、10時半からの担当でしたが、立っているだけで寒かったし、突風で、用意した日本の小物や折り紙細工だけでなく、テントやポスターというか看板まで飛ばされそうになるのを必死に押さえなければなりませんでした。

でもデービスのファーマーズマーケットにこんな天候の中買い物に来る人は意識の高い?人が多いのか、募金と売り上げで842ドルも集まりました。

関心を持ってブースに寄ってきてくれる人との会話も結構楽しかったです。昔日本に行ったことがあるのよ、とか、折り紙の鉛筆がきれいだ、と言ってくれたり。娘のクラスメートが雨の中、買いにきてくれたり。(初回の土曜日は補習校が休みなので娘もブースに立ちました。)

そして先週の土曜日はお天気にも恵まれ、1300ドル、公立学校が春休みの水曜日の夕方には458ドルが集まりました。

合計2500ドル以上の義援金が集まった訳です。

皆さん、本当にお疲れさまでした。

今後も、毎週は無理ですが、定期的にやっていく予定だそうです。

何かよいアイディアがあったらお知らせ下さい。