ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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大忙しのハロウィーン2009

去年は雨も降ったDavisのハロウィーン当日。

今年は土曜日で、天気もよく、気持ちのよい日でした。

そうは言っても土曜日は朝から補習校に、買い物(一週間分の食料品をまとめ買いしている)に、と忙しい日。

最も、最近は送り迎えも、買い物も夫がやってくれているので忙しいのはもっぱら彼なのですが、丁度この土曜日は、幼稚園の全体ミーティングもあったため、朝から私も出動。久しぶりに一家総出でした。

おまけに、補習校では12月の学習発表会に向けた練習が放課後に入っており、いつもより解放される時間も遅かった。

灯りをともしてJack-O-Lanternにするためのかぼちゃも、既に買い求めてはあったものの、まだ一つも削っていなかった!

あまり早く中をくりぬいてしまうと、傷んでしまったりするため、前日か当日やろうと思っていたのでしたが、それにしても今年は時間がなかった。

だって、金曜日は朝から夜まで走り回ってましたから、私。

まず朝、上の二人を学校まで送り、帰って来たら洗濯機を回し、最低限の家事をしてから、いつもより早く息子のキンダーの教室へ。この日はキンダーではハロウィーン・パーティで、子ども達は、コスチュームこそ着ないものの(この学校ではコスチュームはハロウィーンの時には着てこないことになっている)、自分たちで作った紙製の動物の帽子をかぶって学校内をパレードして歩くことになっているのです。

娘もキンダーの時やった行事だけれど、その時は見逃してしまったので、今年はがんばって行きました。

それから息子と一緒に帰宅。お昼を一緒に食べて、夕ご飯の準備を少しだけして、末娘が昼寝をやっとしたと思ったらもうお姉ちゃんのお迎えの時間。その後すぐお姉ちゃんはピアノのレッスン。更に、この日はその後、Davisのdown townの商店街がやってくれるtrick or treatingに繰り出す。そこを5時過ぎに引き上げて、それから夕ご飯の準備。急いで上の子ども達をシャワーに入らせて、食べさせて、上のお姉ちゃんは7時からピアノの先生宅のピアノ・パーティへ。

お姉ちゃんの帰宅は午後9時。

どう考えてもかぼちゃをくりぬいている時間はなかったわけです。

とはいえ、子ども達の希望するかぼちゃのデザインは、息子のは簡単、娘のもそれほど難しくなかったけれど、私のは、去年、おととしとそれなりに凝っていたのに(というほどではないか)、今年はとにかく時間がなく、既製品のデザインをそのまま写して作ることにしました。

末娘が昼寝中の貴重な時間を全てかぼちゃの準備に費やす母でした。

それでももう夕方、上の娘が一緒にtrick or treatをする補習校のお友達がもう家に来ているのに、私はまだ自分のかぼちゃをくりぬいてました。

最後に残るは夫のかぼちゃ。

夫の分はどうしようか、もう無理かな、そのままくりぬかずに飾るか、と思っていたけれど、やるとなったら夫はあっという間に自分の分をくりぬいて、ちゃんと家族5人分のかぼちゃを無事かざることができました。

末娘のは、手のひらサイズの小さいものだったので、目をくっつけただけでしたが、よく間に合いました。(自画自賛)

大きいカボチャは、内側の壁をもうちょと削った方がいいんですがもう時間がないのでいいことに。

玄関脇の芝生に並べます。こんな感じ。↓

(左から夫、私、息子、上の娘、下の娘のかぼちゃ。息子はデザインをクレヨンで自分で描きました。上の娘はデザインを選んだ後は私に完全に任せてました・・・)

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灯りをつけます。↓

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灯りがついて、日が暮れるとtrick or treating開始です。

家の子ども達は、結局自分たちの家のある通りと、そのすぐお隣の通りをあちこち歩き回り、合計20件位回ったでしょうか。

それでも一時間ぐらいかかりました。もっと行くのかと恐れてましたが、それぐらいでもう満足して家に帰りました。

今年は娘は魔女(何と4年前に買ったコスチュームがまだ使えた。)、息子は去年と同じ、ゲキレンジャーのゲキレッドでした。

親孝行な子ども達です。新しいものをねだりもせず。

多分、親が(というか私が)必要ないものを買わないという方針だということをひしひしと感じてるんでしょう・・・。

来年は新しいコスチュームを買わなければいけないでしょうね、多分。

コスチュームと言えば、今年は、down townを歩いている時、「洗濯機」になっている子どもがいて感心しました。段ボールで作ってあるのですが、ちゃんと人形の洋服などの洗濯物が透けて見えるようになっている。よくできてました。おしゃぶりをして、寝間着を着ている「赤ちゃん」の中学生位の女の子もいました。

こういうのを見るのはやはり楽しい。2年前位に見た、目玉焼きちゃんもかわいかったなあ。

金曜日、無理をしてdown townに行きましたが、まあその甲斐はあったといえばあったでしょうか。

本当に忙しい金、土でした。

でも子ども達は当然楽しかったようで、私も疲れたけど結局楽しんだのでよかったよかった、です。

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息子のTooth Fairy

少し前の7月5日頃、5歳の息子の乳歯が初めて抜けた。

その一週間位前、下の前歯がぐらぐらしていて痛い、と息子から言われて、歯が生えかわるにはまだ早いような気がして、どこかにぶつけたの?などと尋ねてしまった私。

もう年長で、約半年後には6歳になる訳だからそんなこともある年齢なのだ。

いやー、息子もすっかり大きくなったんだねえ。

もう寝入らんとしている時、ベッドの上で歯を触っていたら抜けたらしい。

大変大変。

ちょっと血が出ていたので塩水で口を洗わせて、歯を洗って、封筒に入れる。

おねーちゃんは弟にもついにTooth Fairyが来ることになったと大喜び。

「封筒に、I lost my first tooth!って書いたら?」

とアドバイス。

私が代筆してやる。

私も、Tooth Fairyが歯をみつけやすいように、封筒は枕の下ではなく枕元に置いておくようアドバイス(今度からおねーちゃんにもそうしてもらわなくては)。

そして無事、彼のTooth Fairyはお姉ちゃんと同じように、25セント硬貨を何枚か置いて行った。

彼がそれに気づいたのは朝の6時ごろ。

私がそれを知っているのは、その時部屋を覗きに行ったからだ。

なぜかって?

それは、今回Tooth Fairyがあせって、歯を封筒から抜き取らずに硬貨だけ置いて行ったなーんてことになっていたらしかったからだ。

まだ起きていないはず、と部屋に入る私。

いつもならまだ熟睡中の時間のはず。

それなのに、それなのに。

ドアを開けた途端、うーん、と伸びをして起きてしまった彼と目が合ってしまった。

次の瞬間、彼は封筒を触って「あ、(お金が)あっったーーーー」と大喜び。

内心大いに焦っているわたくし。

とりあえず「まだ寝てなさい」と言ったものの、どうしたものか途方に暮れていた。

しょうがないので部屋を出る。

ど、どうしよう・・・。

でも息子はちゃんと言うことを聞いてそのまま目をつぶっていてまた寝たらしい。

次に7時ごろ、子ども達二人を起こしに行ったとき、幸運にも息子は再び熟睡していた。

娘もまだどうにか寝ている。

すかさずどうにか中身をチェック!

やれやれ。

回収成功。

今回もTooth Fairyはへまをしなかった。

Tooth Fairyが来るはずなのに来なかった、という経験を持つ子どもはやはり多いようで、そういう時子どもはとってもがっかりするそうだ。

次の日もう一度試させてみればいいんだろうけれど。

(いっぱい歯が抜けた子がいたのかな、とか、枕の下に入りすぎていたのでは、とか言い訳はたくさんありそう)

でも、お金を置いて行ったのに歯を持って行かない間抜けなTooth Fairyはいないだろうなあ。

しかも記念すべき一本目の歯なのに。

娘は、封筒に何か妖精からのメッセージがないかチェックを入れていた。

何もないのでがっかりしていたみたい・・・。

リクエストしなくても、手紙を置いて行ったり、fairy dustを残して行く妖精もいるらしいからねえ。

あまり色々手をかけすぎるのもよくないかな、と思うけど、こちらでは結構ドラマチックな家も多いから控えめすぎるかな、などと最近ちょっと悩んでいる。

今度、周りの人にどんな妖精がいるか、ちょっと話を聞いてみよう。

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5歳の誕生日

息子も無事5歳の誕生日を迎えました。

誕生日会は実際の誕生日の前の、三連休の中日の日曜日。娘の時と同じような条件の時にしてしまいました。

去年、初めてお友達をよんでの誕生日会をしてもらった息子。その時はややびっくりしていたようですが、今年はやる気満々。去年は自分の友達というよりおねえちゃんのお友達も呼んでいたのですが、今年は同じ年頃の自分の友達だけですごい数。日本語のお友達とその兄姉や弟にDPNSのお友達を合わせてなんと17名になってしまいました。

まあ、来年はこんなことは出来ないと思うので、今年は無理してもやってあげましょう、と思う親でした。

お姉ちゃんの時と同じように、風船の剣や盾を夫が作ってあげるお誕生日会でしたが、男の子も女の子も大変盛り上がっておりました。

人数が多かったので、人を迎え入れたりちょっと子どもにジュースを出してあげたりなどということをしているだけであっという間に時間がたってしまいました。

なのであまり写真を撮れませんでした。ケーキもほぼ同じだったのでその写真もなし!

出し物としては、再びおねえちゃんの手品ショーがありました。お誕生日に、磁石を利用した手品セットを新たに手に入れた彼女の手品ショーだったのですが、ここで、8歳と5歳の差が出ていました。

娘の誕生日会のときの手品ショーは、お友達が拍手喝さい、盛り上げてくれたわけですが、5歳児は、まだあまりよくわかっていないので、拍手とか盛り上げることができないのです。

それでも娘はめげることなく、お友達の同じく二年生の女の子をアシスタントに手品を披露してくれました。

残ってくれていたDPNSのお母さんたちが後で褒めてくれました。

誕生日当日は、DPNSでお祝いがありました。

まず学校に着くと、門のところには下のような飾りがついています。

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そして、スナックの時間には、自分の好きなものを3つ、プラス特別のごちそう(Treat)として何かお菓子などが食べられるのです。もちろん、親が供給します。

息子の希望は、スナックはTater-Tots、チーズ、そしてブドウ。Treatは、日本で言うアイスキャンディーのPopsicleでした。そばが大好きな息子のこと、DPNSでもそばが食べたいといいだしたらどうしようかと思いましたが、彼にとってはそばはスナックではないのでしょう、そういうことはありませんでした。

いえ、そばでも別に良かったのですが、多分食べない子もたくさんいるだろうに、そうなったらもったいない、と思っていたまでです。

そして皆で輪になって歌を歌ったりするCircle timeには、フェルトのケーキにろうそくを立てて皆にHappy birthdayの歌を歌ってもらえます。それから自分の好きな歌を3曲、リクエストできます。ちなみに息子が選んだのは”Horkey Porkey”、”Slippery Fish”、そして”I am a Pizza”でした。

しかし、この時アクシデントが。

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上↑のように、歌の時には、歌にあわせたもの(この時はケーキ)をフェルトの台にのせていったりするのですが。

一生懸命フェルトの台に息子がろうそくをつけていた時、なんと台の下の部分を押しすぎて、台がひっくり返り、息子の頭を直撃して落ちてしまいました。

がーん。

見ていた私も先生もびっくり。

でも、フェルトの台はそれほど硬くなく、痛くなかったようで、息子は明るく「アハハ。(あれー、おちてきちゃったねーという感じ)」と笑っていました。明らかに大人のほうがあせったようで、見ていた隣のヘルパーのお父さんなどが「彼は勇敢だね!」などとほめてくれたりしました。

ちょっと前までは公園でも私にだっこしていることが多かった日もあったのに、本当に成長したね。

後日、遅くなりましたが家族だけでもケーキを焼いてお祝いしました。

本当にアメリカでは誕生日は一大事です。終わってほっとしました。

でも、確かに誕生日会は、アメリカ人のパーティ文化の練習、みたいな部分もあるんですよね。呼ばれればなるべく出席するし、盛り上げようとする。今回は私もそれを意識して、息子にきちんと皆に挨拶するように言い聞かせました。Thank you cardも今書いています。

英語のカードは書き終わりました。しかし、忙しかったので日本語のカードを一人で書かせたら、なんと。ひらがなとカタカナが変に混じった文を書いている!

書き直させなくちゃいけないかな・・・。