ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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ハロウィーンのコスチューム

子ども達にとって、誕生日に並ぶぐらい楽しみな行事、ハロウィーン。

我が家の場合、去年は、子ども達を店に連れて行って、その中からなりたいものがあったらそれを選ばせる、という算段でした。

しかし今年は娘に、なりたいものがあったのです。

それは、「探偵」。

ちょっと地味な感じですが、娘としては、英語の読み物で、女の子が主人公の探偵もの(Nancy Drewとか・・・)などに一時期はまっていたからなのです。

でもその辺のコスチュームを売っているような店には女の子の探偵の衣装なんて売ってないんです。

娘によると「ポンチョ」、シャーロックホームズのようなケープが重要アイテム。

楽したい母は、帽子だけシャーロックホームズのみたいなものを購入して、ケープはなくてもスカーフで代用でいいのじゃないかと思ったのですがだめだそうで。

オンラインでようやくこんなのを見つけました。

帽子だけから比べると随分予算オーバー。でも、来年の彼女の誕生日会は小規模でオーケーみたいだし、コスチュームに夢中になるのもせいぜい小学生の間だけ、という話も聞くので、思い切って買ってあげようか、と決心して娘にたずねてみると・・・

「ピンクはいや。」

だそうで。

なんと、私、ポンチョというものを作ってみようと思いました。

型紙を探してみると、やはり、日本の方のサイトが色々ありまして、ポンチョならそんなに難しくないかも!と思わせられたんですね。

半分無理だったらどうしようと思いつつも、布を買いに走ったり、ミシンを借りに走ったり、我ながらよくやりました。

ミシンを踏むなんて、中学校の家庭科の時以来ではなかったでしょうか。

何十年ぶりです。

もともとのポンチョの作り方から大分簡単なものに勝手に変えて、やっとできあがりました。

近くで見たらかなりぼろが目だちますが、使い捨てのような衣装ぐらいにはなりそうです。

途中かなり苦戦しましたが、(主にミシンの扱いに慣れていなかったため)娘が「ママ、とっても上手じゃーん」と励ましてくれました。

出来上がると案の定、素朴な娘はとても喜んでくれて、作った甲斐があったというものです。

布だけの値段でも、失敗したら全然安上がりじゃないなあ、なんてプレッシャーを自分でかけてましたが、結果的にはかなり安くつきました。多分帽子と同じぐらい。

この写真ではどんなポンチョかあまりわからない?

そうですよね、後日できたらちゃんとドレスアップした写真を公開するかも・・・?

もう雨の日が続いているこの秋のデービス、ハロウィーンは晴れてくれるんでしょうか。

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9歳のお誕生日会

既に一週間前のことですが、長女が9歳のお誕生日会を開きました。二桁の10歳まで後わずか1年。過ぎてみればあっという間です。

まだまだかわいらしいことばかり言う彼女、いつまでこんな風にしていられるんでしょう。

誕生日会の計画は、ずっと前からあーでもない、こーでもないと考えていた彼女。

最初は家で妖精パーティ(要するに仮装というか衣装を着て来るパーティ)をやりたいなどと申しておりました。

乳児を抱えた親というか主に母親は今回は外でやってほしいかと考えていました。

でも、どこで?

もうジムナスティックスという年齢でもないし、ボーリングとか、スポーツ系はあまり好みでない長女。

思案していた時、新聞の間に、デービスのダウンタウンにある、普通の大人も買いにくるようなビーズ屋さんのクーポンの広告が入っていて、そこにパーティも開けるという文字があったのが目にとまりました。

物を作ることが好きで、少し大人っぽいことに興味がわいてきている彼女にはいいのでは?と思い、さりげなく店を見に行くことを提案。

きれいなビーズがいっぱい売っている店内を見た彼女は多いに気に入った様子。

「ここでやる!」という返事をもらえました。

誕生日会の形式は、お店の一角にあるテーブルを囲んでお友達と座り、インストラクターのお姉さんと一緒に、ネックレスとブレスレットを作る、というシンプルな物。

自分で好きなビーズの色や、真ん中につけるチャームを選べます。

ここでは本当にビーズ細工をするだけ。

1時間15分位でそれは終了してしまいました。(作ったものの写真を撮り忘れました。後で入れます。)

ここには食べ物や飲み物は持ち込めないので、次に最近(いや、大分前?)デービスにできた日本のクレープハウス、「ユニ」に行って皆でクレープを食べることにしました。

ケーキの代わりです。

ビーズ屋さんにすぐ近かったので移動も簡単。

予約も何もしなかったのだけれど、当日は店は空いていてほぼ貸し切り状態。

デービスのダウンタウンのお店は平日は空いているのが普通でしょう。

ビーズ屋さんでついてきた風船をそのまま置かせてもらって、パーティのような雰囲気も出せました。

(写真左)

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いきなり大量のクレープの注文をされたお姉さんもにこやかな人で(確実にUC Davisの学生さん)、作っている間も子ども達の相手をちゃんとしてくれていました。子ども達もクレープを作っている所を覗けるようになっていたので、それほど退屈することなく待てました。

時間があったし、空いていたので、プレゼントを開けることまでここでさせてもらってしまいました。

ちなみにこのクレープ屋さん、当初、日本のメイドカフェを模していました。

でも、今は店員さんは普通の格好をしていて、衣装?は飾ってありました。

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というわけで今年は親があまり手をかけていない誕生日会で、娘が楽しむか気になった所でしたが、とにかくBFF(Best Friends Foreverの略だそうです。娘に何それ?と聞いたら、ママ、決まってるじゃなーい、と言われてしまいました。そーなのか?全然知りませんよ・・・)の絆を強めることができたパーティで楽しかったようです。

平日の、いつもよりは学校が早く終わる水曜日の午後に行いました。

このビーズ屋さんでは、土曜日は昼近くにしかパーティはできず、日曜日は店が閉まっているということで、やむをえずそうしたのですが、親が送って来れないというお友達を3人ほど家の車で運んであげたりたので、いつもと違う時間が持ててとても楽しかったようです。

次女の世話があったので、やっぱり私1人ではちょっと何かと大変だったのですが、お友達のお母さん2名が手伝ってくれて助かりました。息子は更に別のお母さんに預かってもらってました。持つべき物はママ友です。ありがとうございました。

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子ども達からのクリスマス・ギフト

明けましておめでとうございます。

本年もマイペースで綴って行きますのでどうぞよろしくお願いします。

もう今週月曜からはこちらの学校や大学も始まるのですが、冬休みのことを何も書き留めることができていなかったので、クリスマスのことを。

去年も子ども達から家族へのプレゼントがありました。

娘は実に夏休みに準備が終っていたのです。

Davis Art Centerで織物教室(Weaving)に一週間ほど通ったとき、せっせと皆のプレゼントを作っていた娘でした。

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これ↑は夫へのプレゼント、キーホルダー。昔学校でも作って、一度やはりクリスマスに私も夫もプレゼントとして貰ったことがありましたが、夫のものは前作ったときは「小さすぎた」そうで、作り直したのだそうです。私も愛用していましたが、金具がはずれやすくなってしまい今は使っていません。

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そしてこれは弟のキーホルダー。弟は嬉しくて、前に砂場かどこかで拾った鍵をくっつけています。

この鍵をキーホルダーにつけてあげたのは私ですが、その時彼の目は輝いていました。

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そしてこれ↑は妹へのプレゼントの枕。なるほど、彼女は確かに枕を持っていませんでした!

脇を縫ってくれたり中のクッションをつめてくれたりしたのは織物の先生です。

それにしても結構よくできています。

妹も気に入っていて、これをそばに持って行くと「えへえへ」と嬉しそうな声をあげます。

ほんとに。

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そしてこれ↑が私へのプレゼント、巾着バッグ。その理由はなんと「お母さんはよく忘れ物するから。」・・・。「この理由、一番変だね」とのコメントももらいました。親が抜けてれば子どもがしっかりしてくれるというけれど、我が家はそこまで子どもがしっかりしている訳ではないような気がします。いずれにしても子どもは親を良く見ているものだと思い知らされた次第です。とほほ。ほんと、最近うっかり、ってことが多いから。

でも嬉しかったよ。大事に大事に使います!

息子は、去年と同様、Davis Art Centerの子どもだけでクリスマスの買い物ができるところに行った時に選んで買っていた物をくれました。

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私にはこの蝶。よく飛びます。お母さんもこれで遊んだら楽しいよ、ということかな。

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そして妹には、上のプーさんの鍋つかみ。

「かみかみできるもの」ということらしい。姉が誇らしげに、「妹にぴったりのものでしょ〜」と弟自慢していました。

お姉ちゃんにはクレヨン(絵を描くのが好きだからね)、お父さんにはペン。 二色違った青が出てくるペンでした。お父さんは青が好きだからでしょう。

ちなみに子ども達にも親からのギフトとサンタさんからのギフトももちろんありました。

しばらく前、サンタクロースについて色々考えを巡らしていた子ども達。

その後、彼らなりに理論を確立してました。

娘達によると、サンタクロースは魔法が使えるのだそうです。

そして、その辺に実際に現れるサンタクロースは皆「偽物」。

本物のサンタは、魔法で、偽物を使って、皆の願いを叶えてくれる存在なのだそうだ。

息子の土曜日のめばえ幼稚園のクリスマス会にも現れたが、明らかに「ニセモノ」(でも誰かのお父さんだったとかは気づいていないようだ・・・)。その後、お店にもサンタさんがいたのだが、それも「ニセモノ」。

うーんなるほど。そうだったのか!

そして子ども達、今年も無事親からも、サンタさんから意中の物を得ることができました。

親から上の娘には「アイスクリームサンドイッチメーカー」。実はオンラインでオーダーしたのがクリスマスぎりぎりで、まだ届いてません。今はパティシエになりたい彼女、早くこないか楽しみにしています。

息子にはガンダムのプラモデル。これは感謝祭の頃サンノゼに行った時、どうしても欲しいというので、だったらクリスマスプレゼントにあげよう、ということになったものです。

サンタさんから上の娘(下の娘にはないわけですが)には「フレッシュプリキュア!ハートリンクメーカー」、息子にはシンケンジャーの「ダイゴヨウ」でした。「日本語だ〜」と喜ぶ子ども達。本物サンタに働かせられる日本サンタもいるじゃないか、と思われてしまったでしょうね。

各地の偽サンタさん達、お疲れさまでした。少しぐらい甘い物でも食べて骨休めしましょうか。

甘いものといえば、今年はクリスマスのディナーや、ケーキの写真を撮り忘れましたが、ケーキは去年の物と本当に全く同じものを作ってました、夫と子ども達で。

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ほら、これ、去年の写真ですがほぼ全く同じ!それって結構すごいかも。おいしかったよー。