ようこ園

カリフォルニア州デービス在住の三児の母のブログ。

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「おにぎり」と「ごしごし」

次女は今、テレビで見るものと言えば「いないいないばあ!」と「ピタゴラスイッチ」が大好き。

そのなかでも「いない・・・」の女の子、ゆうなちゃんが小さい子にやってあげる手遊び歌、「おにぎり」が大好き。

「おーにぎり、おーにぎり、ぎゅっころろ・・・ごはんをのせて、中身は・・・うめぼしー」などとゆうなちゃんが歌いながら小さい子の手をにぎっておにぎりを作って食べるまねをするというもの。

それを自分のお姉ちゃんに一緒にやってもらうとものすごく嬉しそうなのだ。

こういうときは、おかあさんよりもおねえちゃん。

ゆうなちゃんに断然近いものね。

今日は次女、また鼻風邪をもらってきて一日機嫌が悪かった。

でも、寝る時にはまあまあ機嫌良くしていた。

電気を消すのもぷっちん、といってやってくれる。

眠くないと、電気を消してからが長かったりするのだが、今日も鼻が少しつまっているので色々文句も言っていたけれど堪忍して仰向けになって、しばらくしたら突然隣に寝ている私の手を持って、「おにぎり」をやりはじめた。

寝たふりをしながら、手を握って来たので何をするのかなと思っていた私はびっくり。

今まで「おにぎり」はやってもらうばかりだったから、彼女が歌い出すとは思わなかった。

まだ全部の言葉は言えないけれど、でも明らかに「おにぎり」だった。

だって、「おにぎり」とか、「ごはんのしぇてー」「しゃけ〜」とか、「いちご!」(おねえちゃんがふざけておにぎりの中身をいちごにしていたことがあった)とかはっきり聞き取れたから。

そしてそれが終ったらすーすー寝てしまった。

食べると機嫌が直る、「食えば分かる」性格と言われている彼女。

手遊び歌も今「おにぎり」がブームです。

それから、彼女の最近のブームといえば、おままごとではなく本当のお手伝いのようなことをしたがること。

先日、タマネギを切っていたら「タマネギ、タマネギ!」とタマネギが分かったためコーフンしてこちらに向かって来た。

皮を剥いたりすることが大好きなため、しょうがないのでタマネギの皮を剥いてもらい、まだ満足しないので一緒に少しタマネギを切ってあげた。

後日、今度は庭からおにいちゃんと取って来た小粒のオレンジを洗うというので洗ってもらったらかなり長い間おとなしく洗っていた。

その更に後日、台所でオレンジをみつけて「ごしごし、ごしごし」という。

ブラシで洗うのかな、と思ってブラシを渡すと、それじゃないという。

分からないので指差す方に連れて行くと、引き出しの、ナイフが入っている場所を知っていてそこを指差す。

「ごしごし」とは、ナイフで切りたい、ということだったのだ。

なるほどー。

そして少し一緒に切って、食べさせたら、小粒とはいえ、丸々二個も食べてしまった。夕飯前に。

さすがに夕ご飯はあまり食べなかった。

もう少しだけ、夕ご飯までがまんできるようになってくれるといいなあ。
それに、危ないから、そんなにナイフで切りたがらないでほしい。
できることなら、あまりやらないようにしたいと私も思ってます。

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一才半から二才ぐらいの子どもとの遊び

次女も二歳を過ぎてから、一緒に遊ぶのが楽しく(かつ楽に)なってきました。

一歳代の時はまだまだこちらが体を張って遊んでやらないといけないことが多かった気がします。遊ぶと言っても、興味もあまり持続しないし。

一歳半を過ぎると、子どもにもよると思いますが、シールを貼る遊びとか、お絵描きのまねっこ遊びとかできるようになってきます。

次女はシール貼りが一時期大ブームで、上の子ども達があちこちで集めてきて、たまりにたまっていたシールが一気に消費されたことがありました。とにかくはがして貼る、というのが楽しかったようで、これまた上の子たちがもらったけど使わなかったノート等にぺたぺた張らせたら、すごい量のシールが何ページにもわたって張られることになったりしたものです。

二歳を過ぎると、真似が出来て、意味も分かる言葉が増えて、こちらの言うことを言い返したりする遊びが好きになってきました。

最近は、やはりおままごとのプラスチックの食べ物を両方の手に一つずつもって、「どっち?どっち?(がほしい?)」と親に選ばせる遊びが好き。「じゃあ、チキンください。」というと「チキン??」と言いながらチキンを渡してくれる。「じゃあ、アスパラガスください。」と、あまり名前が分かってないだろうなという物を言っても、一応、「アスパ?」などと繰り返す努力をして、そちらを渡してくれる。もう一方がバナナ等、分かりやすい物を持っていることが多いからだいたい渡すのは間違えないことになる。

最近ママとよく遊んでいるのはかくれんぼ。
ドアのノブを回せるように(いつもではないけれど)なったので、ドアを閉めて次女がママを廊下に出したままにするようなことがあったとき、わざと隠れてあげて、もう一度ドアを開けて廊下を覗いた時に「わっ!」と驚かせたら大喜びした。

「もいっかい!」といって喜々として戻って行ったので、今度は少し離れた所の物陰に隠れていたら、ちゃんと探しに来てやっぱり驚いて喜んでいた。三回目には更に離れた隣の部屋のドアの陰に隠れたら、やっぱりちゃんと探しに来た。

魔の二歳、Terrible Twoとは言うけれど、やっぱり可愛らしい。

時間がない時や、お兄ちゃんお姉ちゃんが宿題をやってるのに泣き叫ばれる時にはこっちが泣きたいんですけどね・・・。

余裕のある時に、一緒にできるだけ楽しく遊んでやるしかないですね。

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宿題をやる理由

宿題。

宿題ばっかり。

なんで宿題をやるのか。

谷川俊太郎の、「きりなしうた」の出だしは、宿題だ。

「宿題早くやりなさい   お腹がすいてできないよ・・・」
掛け合いのようにテンポよく続いて行く。
上の娘たちが補習校の学習発表会の劇の中で皆で群読する。

先週の感謝祭のある週は、子ども達は一週間ずっと学校が休みだった。補習校もお休み。ただ、我が家は上の娘が休み二日目から発熱して寝込んでしまい、割と長引いてしまい、それに引きずられてなんとなくだらだらと過ごしてしまった。

あまり宿題にも追われず、朝も急ぐ必要なく、母親の私は病気の娘が心配だったけれど多少リラックスできたのでやはり休みでよかった。

休みの前は、子ども達も宿題に追われたりしてくたびれていた時期もあったようだ。娘も、息子も、ちょっと宿題がしんどいような顔つきをしていた時があった。

その時私がなんとなく息子に語ったこと。

それは、宿題ばっかりでいやかもしれないけど、いくつになっても宿題があるんだよ。大人になってもある宿題は、自分が何をしなきゃならないのか、分かること。大人になってもそれが分からない人はたくさんいる。
でも、それじゃ困るんだよ。

それが分かるようになるために、小さな宿題をやっていくんだよ。

色々な問題をやっていくと、自分が本当にやらなきゃいけないことがわかっていくから。

息子は何も言わなかったけれど、一応理由があると納得したような気もする。かなりこじつけですね。「じゃあ、宿題やったら分かるのか?本当に?」と言われると、それでも分からないことも多いからね・・・。

でも、あまりやらなかったらやっぱり分かりにくいんじゃないかと思うよ。うん。

もう、本当にやりたいことがある場合、全くやらないこともあるような気もするし。

子どもに言うことは、実は自分自身に対して言うことだとつくづく思う今日この頃です。