プレスクールでの必須単語
息子が大好きで元気に通っているプレスクール、DPNS。
親がプレスクールの仕事を分担するcoop制で、週に一度は教室に入って子どもたちの様子を見ながらキッチンやらアートテーブルやらで作業をします。その日の仕事が終わった後は園長先生とのミーティングがあります。
更に月に一度、夕方から二時間、親だけが集まって子どものしつけなどについて学ぶparent classがあります。
これだけでもかなり勉強になるのですが、更に!まだまだやることはあるのです。
その他の重要な仕事に、係の仕事というのがあります。これは、役員(役員長とか、会計とか、そういう仕事についている人々)の人はやらなくていいのですが、それ以外の人が、たとえば汚れたタオルを洗ってくる係、小麦粉粘土を週一回作ってくる係、などをだいたい3ヶ月間半ぐらいずつ交代で受け持ちます。
年度の最初にどの係をやってもいいか、希望を聞かれ、私は全くよく分からなかったので簡単そうなものを選んだのですが、その仕事が先の12月から始まりました。
それは、purchaserとよばれる仕事。何をするかというと、要するに子どもたちが食べる毎日のスナックを週に一回、まとめて購入して運んでくる、という係です。金曜の夜あたりに、園長先生から買い物リストがメールでくるので、それに沿って週末の間に買い物をすればいいわけです。
簡単そうですねえ。量はかなりのものになりますが。
私もそう思っていました。
ところが、これが思ったほど楽勝ではありませんでした。
というのは、案外、リストに載っている商品名や単語に、私などはなじみがなかったりするのです。アメリカの、プレスクールぐらいの子どものいる家では多分当たり前の英単語なんでしょうが、私にはぱっとわからないものが、一回につき一項目は入っているような気がします。
例えばTater Tots。
そんなもの、あったかなあ?
そういえば、前、一度スナックの表に出ていたような・・・。
でも、自信がないので、買い物に出る前にgoogle imageで検索してしまいました。
そう、これこれ。↓
フレンチフライが丸まったような、hushed brownのようなもの。固有名詞が一般名詞になったような、特別なタイプのイモの揚げ物なんですね。なーるほど。
それから、Saltine。これは、あまり聞いたこともないぞ。なんだろう。塩味のものなんだろうな・・・。
検索するとなーんだ、よくスーパーに売っている、シンプルな塩味のクラッカーです。
しかし、それを一般的にSaltineとよぶとは知りませんでした。
更に、Crisco。これは、植物油などを売っている会社の名前です。それは分かりました。そして買い物リストには、Criscoの直前にサラダオイルとありました。だからてっきり、Criscoで始まる一文は、サラダオイルについての補足説明だと思ったのです。
ところが、WikipediaによるとCriscoはショートニングを最初に売り出した会社で、Criscoと単独で言えば、第一にショートニングのことだったのです。
たまたま、先生がショートニングは実はあったから、買わなくて良かった、もう買ってしまいましたか?と聞いてきたので、その違いに気づきました。でも、先生、だったらショートニングって書いてください・・・。今はショートニングって言ったじゃないですか!と思ってしまったのでした。
まあ、今回は買わなくてよかったのでかえってよかったわけですが・・・。
というわけで、たかがスナックの買い物、といっても私には結構勉強になるのでした。
それにしても、今は冬だから、りんごとか、オレンジとか、ミルクやクリームチーズ、パンなど、大量に月曜の前日やその前の日に買い物をしてきても、冷蔵庫に入りきらなければガレージに出しておけばまず悪くはならないだろうと安心していられるのですが、もう少し暖かくなってきたら、よっぽど大きい二台目の冷蔵庫を持っている人でなければpurchaserも務まらないですね。もしかしたら月曜日の朝早くに買い物に行かなければいけないかもしれません。
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